ダイヤ「それで、その、自惚れでなければ……このチョコを頂けたというのは……つまりは」

千歌「待って。その先はちゃんと言わせてほしい」

ダイヤ「はい」

千歌「……好き、ダイヤさんのことが好きです」

千歌「友達だとか、尊敬する先輩だとか、そういうのを飛び越えて」

千歌「私は、ダイヤさんのことが好きです」

ダイヤ「千歌さん……」

ダイヤ「前に、お疲れ様会でお茶をした時のことを覚えていますか?」

千歌「うん」

ダイヤ「あの時、千歌さんに特別なチョコを作る予定はあるのか聞きましたよね?」

千歌「うん、聞かれた」

ダイヤ「千歌さんは答えをはぐらかしましたね」

ダイヤ「お恥ずかしい話ですが、わたくしはそれを聞いてショックを受けたのです」

千歌「えっ?」