0027名無しで叶える物語(しまむら)
2020/02/14(金) 01:20:08.30ID:LTnx34OB千歌「本当は朝会ったら渡そうと思ってたんだよ?でも勇気が出なくて……」
千歌「お昼に渡そう、練習前に渡そう、下校の時に渡そうってどんどん逃げちゃって」
梨子「それで、最後のチャンスもみすみす逃しちゃってこのザマってことね」
千歌「このザマって言うなー」
梨子「私はね、千歌ちゃん」
千歌「うん?」
梨子「私の為だけに作られた特別なチョコを、千歌ちゃんから貰えたら嬉しいよ」
千歌「え、えぇぇ!?」
梨子「曜ちゃんからでも嬉しいし、善子ちゃんとか鞠莉ちゃんとかでも嬉しい」
梨子「それが、本当にその人の気持ちが込められた特別なチョコだったら」
千歌「り、梨子ちゃん?」
梨子「自分に好意を持ってくれてる人から貰えて、嬉しくない人なんていないと思うよ?」
千歌「っ!」
曜「私も同じ意見だよ千歌ちゃん!」
千歌「曜ちゃん……梨子ちゃん……」