花丸「海未さん、見てよあれ」

海未「ん?なんですかあれは?」

しずく「あれは椅子の底にスケートを付けたソリみたいな物ですね」

海未「また恐ろしそうな乗り物ですね……」

しずく「でもあれを押して滑ればいい練習になるんじゃないですか?」

花丸「マルが座るから海未さん後ろから押してみてよ」

海未「まぁやってみますか……」



花丸「うわぁ〜これ面白いよ〜」シュー

しずく「海未さん、椅子に掴まればなんとなく滑る感覚がわかりますよね?」

海未「そうですね、支えがあるとやはり違いますね」

海未「それにしても、楽しそうですね花丸」

花丸「うん、海未さん慣れてきて滑るの速くなってきたから楽しいよ」

海未「ならば今度は花丸が押す番です、代わりなさい」

花丸「いいよ〜マルも押してみたかったから」

しずく「私は少し一人で滑ってきます、怪我だけしないように気をつけてくださいね」