花丸「ふぅ、だんだん滑る感覚が掴めてきた感じがするよ」

しずく「後は一人でも大丈夫そうだね。ゆっくりでいいからリンクを一周してきなよ」

花丸「しずくちゃん、ありがとう。行ってくるね」

しずく「海未さんは……へぇ、いつの間にか掴まり歩きしてる。すごい」

しずく「海未さん、頑張ってますね」シャー

海未「しずく、やっと来てくれましたか。私は一人決死の思いで氷上行軍をしていました」

しずく「相変わらず大げさな……そろそろ壁から離れてみましょうか」

海未「そ、そうですね。いつまでも壁離れ出来なくては花丸に笑われますね」

しずく「大丈夫ですよ。しばらく壁に掴まって立っていたんだからそのままリンクに立てば」

海未「……本当です、私立てています。手放しで氷の上に立てました‼」カンドー

しずく「ふふっ、よかったですね」