善子『えぇ、急に言われても分かんないわよ』

善子『でもそうね……普段通り過ごすかもね』

梨子『何か意外』

善子『最後って決まってるなら、ジタバタした所で何も変わらないし』

善子『そのまま運命を受け入れるってだけよ』

ダイヤ『理由はとても善子さんらしいですわね。では梨子さんは?』

梨子『う〜ん、私は思い出の場所を巡りたいかな』

ダイヤ『という事は生まれ育った東京へ行ったりですか?』

梨子『確かに向こうにも思い出の場所はあるけど、それよりも今の私は』

梨子『きっとこの街、この学校での思い出を辿ってると思う』

善子『もうすっかり沼津っ子ね梨子は』クスクス