聖良「手近な性の対象としてなんとなく姉を選んだだけなんですか?」

聖良「とすると理亞は同性愛者ということでしょうか」

聖良「あるいはわたし個人に恋愛感情を抱いているのですか?」

聖良「単純に、血のつながった姉妹という禁断の関係性に性的興奮を覚えたのでしょうか」

聖良「これらはわたしの考えすぎで、理亞の幅広い妄想のイマジネーションの中の一つをたまたま目撃してしまっただけなのでしょうか」

聖良「理亞?どうしてさっきからずっとうつむいているのですか?」

聖良「スクールアイドルたる者、いついかなる時でも笑顔を絶やしてはいけませんよ」ニコッ





聖良「………というやり取りがあってから、家を飛び出した理亞が帰って来ないんです」

ダイヤ「………とりあえず今の話、これ以上広めないで下さいまし」