Aの部屋

先ほどと同じような大きさ、水玉模様の部屋。
そしていくつかの本棚や長机と椅子が置かれている。


善子「とりあえず、魔の気配は無いわね」キョロキョロ

善子(相変わらず白骨した……も、模型!模型の骸骨たちはそこら中にいるみたいだけど)

鞠莉「本棚に長机と椅子、Library(図書館)?」

希「閉館時間も書いてるし、そうみたいやね」

海未「開館時間A、閉館時間P……どういう意味でしょうか」



その部屋には入ってきた扉とは別に、7つの扉があった。
扉はそれぞれ、オレンジ、青、ピンク、紫、赤、黄色、緑。


希「すごいカラフルな扉たちやね」

善子「なんでこんなにあって、暗黒の扉が無いのよー!」

海未「そこ、怒るところなのですか……?」

鞠莉「ふーん、紫の扉だけさっきと同じ両開きで、ドアノブがついてないのね」