海未「結局、私たちはどうして、どうやってここに来たのでしょうか……」

希「みんな同じ状況みたいだし、あんまりそれを考えてても仕方ないんやない?」

善子「そ、そうみたいね///じゃあ……とりあえずそこの扉開けてみる?」

鞠莉「Let's go〜♪」

海未「うぅ、あまり動かない方が良いと思うのですが……」


ガチャガチャ

希「ん〜、こっちの扉は開かないね」

海未「希、ここにも何か英語で書かれているのですが」

希「ん、どれどれ?"春が来れば、扉は開く"って書いてあるね」

海未「春……ですか」

希「像にも扉にも、書かれている文字は全て英語やね」

海未「ということは、ここはアメリカなのですか!?」

希「それは流石に早計だと思うけど……英語圏ではあるんやろうね」

海未「うぅ……と、とにかく英語に堪能である希や鞠莉がいてくれて本当によかったです」

ガチャ

鞠莉「oh!みんなー、こっち開いたわよ〜!」

善子「……怪しいものは、いないっ!」ギランッ

希「おっ、じゃあ早速行ってみよー!」

海未「……」