ガラッ

善子「はー怖、野蛮人共が」

希「おっ、善子ちゃん」

善子「・・・刀を取らない天皇に背を向ける園田、それはつまり廃刀令への反逆、天皇への不敬に他ならないわ」

希「これで、大義名分が出来たやんな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー音ノ木村への道中ー

パカラッパカラッ

海未「あの空き家で、少し休みましょうか」

果南「御意」

絵里「確かに、少し疲れたわね・・・」

ダイヤ「疲れなど申してはなりませぬわ、エリ」

絵里「分かったわよ・・・硬いんだから」

海未「戦士たるもの、休息は必要です」

果南「よっと、お前も休んでな、海鹿毛」ナデナデ

ヒヒーン!

果南「暴れるなっての」

ヒヒーン!

ダイヤ「いいですの?武士という者は生まれ落ちてから死ぬ迄本音を隠し通し・・・」

絵里「」

果南「始まってるよ・・・」

ダイヤ「クドクドクドクド」

海未「・・・ダイヤ、もうその辺に」

ダイヤ「まだまだ、エリには武士の心が足りませんわぁ!」

ヒュンッ

ドスッ

ダイヤ「・・・えっ」

海未「っ!!ダイヤぁ!!」