千歌「でもさ、あれはなんだったんだろうね?」

善子「分からないわ……分かるのはこの世の存在じゃなさそうって事ね」

千歌「え、魔界の使者?」

善子「いや、そういうわけじゃ……そうなのかしら?」

千歌「聞かれても分かんないよー」

善子「うーん……とにかくこういう事に詳しそうなずら丸に聞いてみるのが良いかしら」

千歌「だね!明日花丸ちゃんに聞いてみよ!」

善子「ええ」


ブロロロ……!

善子「ん?」

千歌「どしたの善子ちゃん?」

善子「なんかさっきよりスピード上がってない?」

千歌「えー、そうかな?」

善子「そうよ。ちょっとバス止めてみましょう」

千歌「良いよ」スッ

ポーン

千歌「あ、あそこ停留場だ!」

善子「丁度良かったわね、降りましょ」

千歌「うん」