花丸(三年生の教室に向かう階段の途中でダイヤさんと合流し)

花丸(本当はダメなのですが。というダイヤさんに連れられて、生徒会室に入る)

花丸(昼休みという時間もあって、人払いには最適らしい)

ダイヤ「せっかくの昼休みに連れ出して申し訳ないですわ」

花丸「大丈夫ずら」

花丸「善子ちゃんとルビィちゃんの三人で食べるだけだったし」

花丸「たまには、ほかの人とっていうのも、悪くないずら」

花丸「それに、マルのことを心配してくれてるから。だよね?」

ダイヤ「……ええ」

ダイヤ「今しばらく問題ないと言うのは善子さんから伺っています」

ダイヤ「しかし、何が起こるか分からない以上、油断すべきではないと思いまして」

花丸(ダイヤさんは考える素振りを見せて、マルを見る)

花丸(何かなかったか。それを見抜こうとしている瞳は、いつもと違って見えた)