曜「鞠莉ちゃんとマザーズデイ」
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曜ママ「おやおや。すっかりタジタジになっちゃって」ニシシ
曜「誰のせいだと思ってるの、全くぅ…」
曜ママ「明るい食卓の話題づくりよ。ねえ、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「そうですね。とっても楽しいです。うふふっ♪」
曜「鞠莉ちゃんまで、そんなぁ…」 鞠莉「ほらほら、いつまでそんな顔してるの。年に一度のマザーズデイなんだから。楽しく楽しく、笑って笑って」
曜「ん…そうだよね。よしっ、切り替えていこう!」
曜ママ「あら、鞠莉ちゃんの言うことをよく聞いて偉いわね」
曜「まあね!…って、すぐ話を戻さない!」
鞠莉「ええ。優しくて頼り甲斐のある、とっていい子なんです」
曜「えへへ…じゃなーくーてー!」 曜ママ「あーあ。鞠莉ちゃんに曜を取られちゃったみたいで、ママ妬いちゃう」
鞠莉「ふふっ、曜の嫉妬ファイヤーはママさん譲りだったんですね」
曜「だーかーらー!」
曜ママ「ふふっ、あはははっ!」
鞠莉「うふふふっ!」
曜「もー!そうやって笑うなら、シャイ煮全部食べちゃうよ!後から無いって言っても知らないからねー!?」 ……………………………………
母の日、アメリカ
鞠莉ママ「今日はこのような食事会を設けていただき、ありがとうございます。お忙しかったでしょうに…聞きましたよ、なかなかのご無理をされたとか」
鞠莉パパ「無理はしていない、無茶をしただけさ。それについては君も同じだろう」
鞠莉ママ「パパからのお誘いですからね。ハイ・プライオリティなのは当然です」
鞠莉パパ「家族のことは可能な限り優先したい。可能な限り、という言い方になってしまうのは済まないが…」
鞠莉ママ「分かっています。ご一緒できて、本当に嬉しいわ」 鞠莉パパ「公私ともに、いつも私を支えてくれてありがとう。ママに乾杯」
鞠莉ママ「パパに乾杯」
鞠莉パパ「…ふう。やはり、ママと飲む酒は美味い」
鞠莉ママ「まあ、相変わらずお上手ですこと」
鞠莉パパ「心からそう思っている、お世辞なんて言わないさ」
鞠莉ママ「ふふっ」 鞠莉パパ「ふふ…そうだ。酔いが回る前に、プレゼントを渡しておくよ」
鞠莉ママ「あら、プレゼントならさっき頂きましたよ、大きな花束と一緒にね。ちょっと会わない間に、アルコールに弱くなったのかしら」クスクス
鞠莉パパ「まだ酔ってはいないが、失敗できない大事な任務なんだ」
鞠莉ママ「任務?」
鞠莉パパ「ああ。これを」スッ
鞠莉ママ「…!これ…」 鞠莉パパ「さっき届いた。鞠莉からだ」
鞠莉ママ「クマのぬいぐるみと、手紙…中を見ても?」
鞠莉パパ「もちろんだ」
鞠莉ママ「…!」
『世界一のママへ。いつも私を見守ってくれてありがとう。大好きよ!マリーより』
鞠莉ママ「…あの子ったら」 鞠莉パパ「素敵な贈り物だ」
鞠莉ママ「こんなサプライズを仕掛けてくるなんて。あのじゃじゃ馬娘、一体誰に似たのかしら」
鞠莉パパ「それはもちろん、君に――」
鞠莉ママ「ホワッツ?」
鞠莉パパ「…いや、なんでもない。クマのぬいぐるみは、好きだったものな」
鞠莉ママ「ええ、今も好き。私に初めてぬいぐるみをプレゼントしてくれたのは、貴方だったから。それで、これを?」 鞠莉パパ「どうかな。だが、鞠莉が自分で選んだプレゼントだ。一時期は反発していたこともあったが…ママのことを、ちゃんとよく見ていたんだろう」
鞠莉ママ「鞠莉…」
鞠莉パパ「鞠莉は渡辺さんのご実家に招かれて、一緒に母の日パーティをしたそうだ」
鞠莉ママ「ヨーソローの?」
鞠莉パパ「鞠莉のことを、本当に大事に思ってくれているようだ。側にいてやれない、私たちと同じか、それ以上にな」
鞠莉ママ「…ええ。今の生活について話す鞠莉は、いつも楽しそうです」
鞠莉パパ「いつか、我が家の母の日パーティにも、来てもらえるといいな」
鞠莉ママ「ふふっ。きっと、明るくて賑やかで、とっても楽しい会になるでしょうね」 鞠莉パパ「ああ、そうだな…もう一度、乾杯しようか」
鞠莉ママ「ええ、そうしましょう」
鞠莉パパ「では…鞠莉と、鞠莉に関係してくれて、私たち家族に豊かな人生を提供してくれる全てに」
鞠莉ママ「乾杯」
終わり 全弾撃ち尽くしました。母の日に間に合いませんでしたが、お母さんありがとうようまりでした。
あまりつながりを意識してませんが、同棲ようまりの続き物↓の関連です。
鞠莉「帰ったら乾杯しましょう」曜「いいね!でも、ノンアルコールでね」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1513982124/
↓は前に書いたものです。よろしければ併せてお願いします。
曜「平成最後だよ、鞠莉ちゃん先生!」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1556400616/
ありがとうございました。 ランバラルな曜ちゃんにくすりとした
毎度ながららっかせい乙乙 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています