花丸「本当だ..この形は浦の星女学院の校章ずら..なんで本の間にこんなものが..」

理亞「校章を象ったレリーフ..はっ!!」

理亞の頭に体育館にあった創設者の胸像が思い浮かんだ..

理亞「このレリーフ..もしかしてあの胸像の..あの胸像にこのレリーフをハメれば何かが起こるのかも!」

花丸「なにかって..なんずら?」

理亞「わからない..でも..他に手がかりがない以上これに賭けるしかないわ!花丸!今から体育館へ.いくわ..危ない!!」

花丸「へ?わあ!!」

理亞は花丸の体を掴むと地面に押し倒した。床の上に倒れこむドサリという固い音が鳴り響く..
2人が床に倒れた約1.5秒後に銀色のボウガンの矢が、2人が立っていた場所を猛烈な勢いで通過して行った

壁に矢が突き刺さるドガッ!という音の後に、ビイイ〜〜ンと矢が振動する少し間の抜けた音が響き渡った