花丸「確かに校舎は古いし..海以外は何にもない田舎だけど..この学校には、今まで地元の人がたくさん通ってきて..みんながこの学校を大切にしてきたんだよ..この学校は地元の人たちの思いがいっぱい詰まっているんだ..だから..失くしたくないんだ」

理亞「ごめん..無神経なこと言った」

花丸「ううん..いいの..こんな状況じゃなかったら、理亞ちゃんを色々な場所に案内してあげたいけど..」

理亞「気持ちだけで十分よ..今はそれよりルビィの手がかりと、安全な場所を探さないと」

花丸「もうすぐ部室だよ..話していたらすぐついたね..」

花丸はスクールアイドル部の部室の扉に手をかけて..ドアを開けようとするが..