0055名無しで叶える物語(やわらか銀行)
2019/05/17(金) 00:01:09.27ID:edE1HvF1理亞「なんで!?どうして私たちがここに逃げ込んだってわかって..ハッ!!」
月明かりがプールサイドを薄く照らし出し..花丸から流れ出た血痕が道しるべのようにコンクリートの上に点在しているのに理亞は気が付いた
理亞(クッ!花丸の血痕を辿ってきたのか..こんなことに気が付かなかったなんて!!)
襲撃者は矢を取り換えて再び理亞に狙いを定め..ボウガンの引き金を弾いた
ドシュッという音の直後、銀色の弓矢が疾風のごとく理亞目がけて飛来する..
理亞「わああ!!」
理亞は腰を抜かしてしまい、地面にへたり込んでしまう..
ボウガンの矢は理亞の顔面があった場所に突き刺さり、壁の粉末がパラパラと理亞の頭に降り注いだ