理亞(廊下の足音なんて..日中だったら気にも留めないのに..真っ暗でこうも静まりかえった空間だとそれだけで不気味に聞こえるわ..)

花丸「理亞ちゃん..まずはどこを見たい?」

理亞「一階から見て行って..全部見たら上の階へ..最終的には屋上までみたい」

花丸「わかった..案内するよ..そこの教室がマルたち1年生の教室だよ..まずはそこから見てみよう」

理亞「わかった」

花丸に案内された理亞は1年生の教室に足を踏み入れた

花丸「ここがマルたち1年生の教室だよ!」

理亞「ここがルビィの教室..ルビィの机はどれ?」

花丸「あそこ」

花丸は清掃用具入れの側に位置する机を指差すと、そこには主を失った机が寂しげにポツンと存在していた