理亞「べ、別に袖を掴めとは言ってない..動きづらいから離して頂戴..」

花丸「えへへ〜理亞ちゃん優しいずら..きっとルビィちゃんは理亞ちゃんのこういうところに惹かれたんだろうな..」

理亞「わ..私は..優しくなんか..というより離れてよ..」

花丸「え〜?い〜や〜ず〜ら!!マルが飽きるまでしばらくこうしているずら♡」

理亞「まったく..もういいわ..行きましょう..」

そうして二人は暗闇が支配する廊下を懐中電灯の光だけを頼りに歩き出した

ギシ.. ギシ.. と木製の床が軋む音が鳴り響く..