理亞「というより..校舎に入れるの?普通施錠されていて入れないんじゃ..」

花丸「大丈夫..廃校寸前の校舎だから..至る所にガタが来ていて鍵のかからない窓があるんだ..そこから出入りすることができるずら」

花丸「警備員さんもいないし..昔みたいに宿直の先生もいないから..夜は本当に無人なんだ」

理亞「え?そうなの?ずいぶん不用心ね..」

花丸「田舎の学校だからね..こんなもんだよ」

理亞「そう..まあ、いいけど..それなら余計な心配をせずにルビィの手がかりを探すことができるわね..」

花丸「こっち!この窓から入れるよ!」

そして二人は..暗闇の支配する夜の校舎へと忍び込んだ
校舎の中はシン..と静まり返っていて物音一つしなかった