理亞「ルビィ..」

会話を続けながら道を歩き..浦の星女学院のふもとのバス停にたどり着いた

花丸「ついたよ..この階段を上るとマルたちの通う学校..浦の星女学院ずら」

理亞と花丸は階段のふもとまでやってきて..山の上にそびえる浦の星女学院を見上げると..シトシトと振っていた小雨がいつしか止んでおり..雲の切れ目から顔を覗かせた月明かりが..校舎を白く..不気味に照らしていた

理亞「花丸..」

花丸「うん?」

理亞「絶対に..ルビィを見つけ出すわよ」

花丸「.....うん!!」

そして..2人は真っ暗な階段を上り..浦の星女学院へと足を進めた