ことり「千歌ちゃん大丈夫!? シンカリオン700こだま、変形完了です!
巨大怪物体は、依然として小康状態です」

私と対岸にいるでっかい怪物はまだこちらに気付いていないようだ。

千歌「これが……シンカリオン…………」

絵里「そう。これがシンカリオンなの。シンカリオンは運転士の身体の動作や思考を読み取り操縦するの。とりあえず動いてみて」

とりあえず、歩いてみる。

足を上に上げて……前に行く。

──動いた。

凄い……自分の体みたいだ…