花丸「AZALEAで同居短編集」
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・1
トウキョー トウキョー ゴジョッシャアリガトウゴザイマシタ
花丸「着いたずらー!」
花丸「人が沢山いるずらー!」
花丸「えーと……二人はどこに……」
「まるー!」
花丸「あ!」
果南「まるー!こっちー!」
花丸「いたー!」タタタッ ちょっとすまん
体調治ったらまた再開するけど、スレ落ちたらまた立て直す >>170
仕事頑張った後のごほうびになると思えば!
頑張ってね、無理しないようにね! ーー
ピンポーン
ガチャ
千歌「おーー!梨子ちゃん来た!!」
果南「入って入って飲むぞ飲むぞ!」
曜「梨子ちゃん……来ちゃったんだね……」メソメソ
梨子「……お邪魔します」
ダイヤ「ただいま」
千歌「へ?」
花丸「何してるずら」
果南「あれ?なんで二人もいるの?」 ダイヤ「梨子さんと買い物に行くと言ったはずです」
果南「そうだっけ……」
ダイヤ「とりあえず中に入りなさい。お話しましょう」
果南「じゃあビールを……」
ダイヤ「いりません!!」
千歌「私とよーちゃんはこれで……」
ダイヤ「待ちなさい」ガシッ
千歌「あうっ」
ダイヤ「逃すわけないでしょう」
千歌「だって果南ちゃんが」
ダイヤ「言い訳しない!」
千歌「おひぃ!」
曜「悲しいなぁ……お説教、悲しいなぁ……」メソメソ
梨子「……お水持ってきた方がいいかな」
花丸「いらないんじゃない?酔いも覚める恐ろしい時間の始まりずら」
・6 終わり ・7
果南「沢山買ったねー」
ダイヤ「数日は買い出しに行かなくていいでしょう」
果南「ん、まる何持ってるの?」
花丸「福引券ずら。さっき貰ったの」
果南「へぇー。引きに行こうよ」
ダイヤ「五枚で一回ですか」
花丸「十五枚あるから三回引けるよ」
果南「じゃあ一人一回だ。よっし、一等賞狙うよ!」 花丸「一等賞は……ハワイ旅行だって」
ダイヤ「ベタですね」
果南「ハワイなら鞠莉に頼めばいつでも手配してくれるよ」
ダイヤ「そうですね」
花丸「夢ないなぁ二人とも……」 ダイヤ「ではまずわたくしから……」
ガラガラ
\ポケットティッシュ/
ダイヤ「……」
花丸「残念」
果南「あらら」
ダイヤ「むぅ……」 花丸「じゃあ次はまるが……」
ガラガラ
カランカラーン!
果南「お、四等だって!」
ダイヤ「やりましたわね、花丸さん!」
花丸「なに?何が当たったずら?」
\カップラーメンイッカゲツブン!/
果南「おお、良かったじゃん!」
花丸「……」 ダイヤ「どうしましたの?嬉しくないのですか?」
花丸「まる、麺類食べられない……」
ダイヤ「あぁ……そういえばそうでしたわね」
果南「そっか、そうだったね」
花丸「運が悪いずら……」
果南「よっしゃ、バシッと一等賞当ててくる」
ダイヤ「ハワイ旅行より二等賞のお米三十キロの方が……」
果南「米より旅行でしょ!」
ダイヤ「いや海苔の佃煮を早く減らしたいんです」
果南「引っ張るな〜」
花丸「まだ沢山あるからね」 果南「よっしじゃあ……」ガラガラ
カランカラーン!
果南「お」
花丸「三等賞だって!」
ダイヤ「何が当たりましたの?」
果南「やったやった!三等は……」 ーー
果南「乗らないよ……」
ダイヤ「もうトランクも後部座席もパンパンですわ」
花丸「まさか三等賞がトイレットペーパー一年分なんて……」
果南「カップ麺もあるんだよ?どーすんのさ」
果南「……呼ぶ」
花丸「呼ぶ?誰を?」
果南「もしもーし」 鞠莉「来たわよ〜」
ダイヤ「すみません、わざわざ」
鞠莉「全然構わないわよ!私たちの仲じゃな〜い」
花丸「なるほど、お金の力で運ぶってことずらね」
鞠莉「言い方」
鞠莉「それにしても凄いわね〜これ」
果南「運べる?」
鞠莉「2トントラック用意したわ」
ダイヤ「やりすぎでしょう」 鞠莉「あなた達の家に運べばいい?」
果南「うん、よろしく」
鞠莉「OK!運んでちょーだい!」
「「はっ!」」
花丸「おお〜黒い人達がたくさん」
果南「マフィアみたいだよね」
ダイヤ「ほら、行きますわよ」 ーー
果南「無事持って帰ってきた……のはいいけど」
ダイヤ「置き場所がないですね」
花丸「リビングがトイレットペーパーだらけずら」
鞠莉「トイレットペーパー投げしましょ!」
ダイヤ「やめなさい」
鞠莉「このヌードルも当てたの?」
花丸「まるが当てたずら」 鞠莉「ヌードルパーティ出来るじゃない!」
果南「ヌードパーティ?裸でパーティするの?」
鞠莉「違う違う。ヌードルパーティよ」
花丸「えーそんなのまる楽しくないずらぁ」
ダイヤ「そんなことは後でいいから、今はこれをどうするか考えてください」
果南「野菜をたっぷり入れて最後に卵を落として……」
ダイヤ「調理法を聞いてるんじゃありません」 鞠莉「みんなに声かける?」
ダイヤ「んん……なんか皆さんにまた押し付けるのも……」
果南「トイレットペーパーは使うしありがたいんじゃないの」
ダイヤ「どうしてあなたはこういうことをするんですか」
果南「いや今回は私のせいじゃないじゃん!あんなの商品にしたお店のせいだって!」
花丸「トイレットペーパー一年分って、その家庭によって減る量は違うよね」
果南「ダイヤはトイレットペーパー使う量多いよね」
ダイヤ「何言ってるんですか!!」 鞠莉「ね、ね、これ食べていい?私このタイプのヌードル食べたことないのよね〜」
果南「でたブルジョワ発言」
ダイヤ「丁度いいしお昼にしますか」
果南「だね。食べよう食べよう」
花丸「え〜まる食べれないずら〜」
果南「大丈夫。私に任せて」
花丸「え〜」
果南「なんでそんな顔するの」 ー
果南「麺を粉々に砕いて……」バキバキ
鞠莉「oh、豪快ね」
ダイヤ「料理まで力にものを言わせなくても……」
花丸「料理くらい脳筋じゃなくても……」
果南「ちょっと黙ってて」 果南「卵を落として……できた!ラーメン雑炊だよ!」
花丸「おお、美味しそうずら〜!」
ダイヤ「へぇ……」
鞠莉「やるわねかなーん!」
果南「これなら食べられるでしょ?」
花丸「ふー、ふー……はむっ」
花丸「ほいひぃ〜!」
鞠莉「マリーも!あむっ……あつつっ」
ダイヤ「んっ……美味しい」
果南「ふふん、でしょ?」 花丸「これならまるでも麺が食べられるずら」
鞠莉「花丸は何で麺が苦手なの?」
花丸「上手く啜れないから。あむあむってなっちゃうし、熱いし」
鞠莉「あら可愛い〜!」ギュムッ
花丸「むぎゅっ」
鞠莉「花丸は本当に可愛いわねぇ。持って帰ってもいい?」
かなダイ「「ダメ」」
鞠莉「あらあら〜残念」 ダイヤ「で、結局どうしますのこのトイレットペーパー」
果南「使い切るまで置いとけばいいでしょ。消耗品だし、しばらく買わなくて済むし」
ダイヤ「鞠莉さん少し持って帰ります?」
鞠莉「ん〜持って帰ったら善子が体に巻き付けて遊んで梨子に怒られそうだし……」
ダイヤ「大学生になってそんな……」
花丸「ないと言い切れないのが善子ちゃんずら」
果南「変わんないねぇ」 鞠莉「じゃあお城作りましょ!ペーパーキャッスル!」
ダイヤ「やめなさい」
果南「どこでお腹が痛くなっても平気なお城。万が一のことがあってもすぐ拭ける」
ダイヤ「そんなの嫌です」
花丸「なんて夢がないお城ずら……」
鞠莉「うんはあるよ」
ダイヤ「やめなさいって!」
・7 終わり 遅くなってすまん、ボチボチ再開する
保守ありがとう 4等カップラーメン1年分 約36000円(1日1個計算)
5等トイレットペーパー1年分 約9000円(1日ロール消費した場合)
3等米30キロ 約10000円
花丸ちゃん勝利 >>208
ゴメン見間違えた
バラエティー番組の副賞とかに感慨されてる ・8
果南「ダイヤー車の鍵知らない?」
ダイヤ「知りませんよ。昨日乗ったのあなたでしょう」
果南「あれー?どこやったかな」
ダイヤ「まったく、ちゃんと決まった場所にしまいなさいといつも言ってるでしょう」
果南「んー……」ゴソゴソ
果南「あ、あった」
ダイヤ「ありましたか」
果南「うん。タンスの裏に」
ダイヤ「何故そんな所に……もう」
果南「ん〜〜!と、れ……た!」
カサカサカサ
果南「ん?」
カサカサカサ
G「やぁ!」
果南「」
アアアアアアア! ダイヤ「ど、どうしましたの!?」
果南「で、出た……」
ダイヤ「出た?何が?」
果南「あれ……」
ダイヤ「何です……ん?」
カサカサカサ
ダイヤ「」
イヤアアアアア! 果南「ダイヤ!何とかして!」
ダイヤ「無理ですわよ!あなたこそこういうの平気なキャラでしょう!」
果南「人を先入観で判断しないで!というかゴキ苦手って知ってるでしょ!」
ダイヤ「ゴキジェットはどこですの!」
果南「た、たしかそっちの棚の中に」ガチャ
G2「やぁやぁ!」
かなダイ「」
オワアアアアアア!! 果南「な、な、なにか叩くもの」
ダイヤ「台所から包丁を!」
果南「ダイヤ落ち着いて!それは刺すもの!」
ダイヤ「しかしやつらを抹殺しなければ」
果南「包丁はダメだから!新聞紙で……!」ガサガサ
ダイヤ「100枚くらい持ってきます!」
果南「落ち着きなって!そんなにないでしょ!」
ダイヤ「花丸さんはどこですの!?」
果南「まるは大学!まだ帰ってこないよ!」
ダイヤ「では本で!」
果南「それはダメだって!」
ダイヤ「地球破壊爆弾を!」
果南「無いよ!何言ってんの落ち着いて!」 カサカサカサ
ダイヤ「おっひゃあああ!!」ギュゥゥゥゥ
果南「ぐえええ!締まってる締まってる!」
ダイヤ「は、早くなんとかしてください!」
果南「その前に離して!死ぬ!」
ダイヤ「死になさい汚らわしいGめ!!」
果南「私が死ぬって!!」 ダイヤ「あれ」
果南「はー……はー……殺されるかと思った……」
ダイヤ「奴らはどこに行きました?」
果南「あれ……見失った」
ダイヤ「何してますの果南さん!」
果南「いやダイヤのせいでしょ!」
ダイヤ「これから死ぬまで奴らに怯える日々が待って……そんなの嫌ですわ!!」
果南「大袈裟だよ」
ダイヤ「実家に帰らせていただきます」
果南「待ちなって!」ガシッ!
ダイヤ「触らないでG!!」
果南「誰がGだよ!!Kだよ!!」
ダイヤ「カメムシぃぃ!!」
果南「もういい加減にしてぇ!!」 花丸「ただい……ん?」
ギャーギャーワーワー!!
花丸「どうしたの?騒がしいずら」
ダイヤ「離してくださいカメムシさん!!」
果南「違うってば!!」
花丸「……何してるの?」
果南「あ!まるいいところに!ダイヤを抑えて!!」
ダイヤ「花丸さん!!この家はもう死にました!!」
花丸「え?なにごと?」 花丸「なるほど、ゴキブリが……」
ダイヤ「その名前を出さないでください」
果南「見失っちゃったんだ」
花丸「じゃあほっとけば?そのうちまた出てくるよ」
ダイヤ「わたくしに死ねと!?」
花丸「いやそんなこと言ってないよ」
ダイヤ「死ねと!?」
花丸「な、なんずら。うるさいずら」
果南「ダイヤはこの世でゴキブリが1番ダメなんだよ」
ダイヤ「その名を口にするなと言ったでしょう!」バチコーン!!
果南「へぶっ!!!」
ダイヤ「死にたいんですか!?」
果南「……」ピクッピクッ
花丸「もう死んでるずら」 カサカサカサ
G1「こんにちは!」
花丸「あ!いた!」
ダイヤ「うぎゃあああああ!!!」ドタバタ
花丸「ちょ、ダイヤちゃん落ち着いて。逃げちゃう」
G1「なんやこいつ騒がしいな」カサカサカサ
花丸「待てーー!!」
ダイヤ「うぎゃぁあ!!」
果南「まる!そっちから追い詰めて!!」
花丸「おお!!果南ちゃん生き返った!!」
果南「死んでないから!!ほら、行ったよ!!」
G1「早く逃げるで」
花丸「ここだーーーー!!」バチコーン!!
G1「ぐえー!!」
花丸「やった!!」
果南「まるナイス!!」
花丸「やったずらー!!」 果南「ふー……あと1匹」
花丸「え、まだいるの?」
果南「私たちが確認したのは2匹だね」
花丸「んん、ゴキブリは1匹みたら30匹入るって言うからね……」
ダイヤ「ダイナマイトを用意します」ピポパポ
果南「やめて!!どこ電話してるの!?」 今日はここまで
ちょっと毎日はキツイのでできる時にやっていく 花丸「あと1匹……どこずら!」
果南「うわぁ!いたぁ!」
ダイヤ「ど、どこですか!?」
果南「ダイヤの足元!」
ダイヤ「ひぎゃああああ!!」バチコーン!!
果南「ぶべらっ!!」
花丸「それ果南ちゃん!!足元だよ!!」
ダイヤ「ぷぎゃあああ!!」バチコーン!!
果南「あべらっ!!」
花丸「だからそれ果南ちゃん!!」 ダイヤ「あああああ!!」ドタバタ
花丸「ダメずらダイヤちゃんは役に立たない!!果南ちゃんも戦闘不能ずら!!ここはまるがなんとかしないと……!」
G2「ちーっす」
花丸「とりゃあああああ!!」ブン!!
G2「当たんないよー」カサカサカサ
花丸「あ!もーー!!」
G2「逃げるで」カサカサカサ
花丸「あ!テレビの裏に……」 果南「動かそう」
花丸「あ、復活した。ダイヤちゃんは?」
果南「気絶したからベッドに運んだ」
花丸「あらら」
果南「まる、そっち持って。もう許さんこいつ」
花丸「わかったずら」
果南「いくよー、せーのっ!」
G2G3G4G5「「「やぁ!!」」」
果南「ひっ」
花丸「ずっ」
ウワアアアアアアア!!!!! 梨子「な、なんで私なんですか!!」
果南「だってだって誰も電話繋がらないし!!」
花丸「梨子ちゃん奴らを殲滅して!!」
梨子「私都会っ子ですよ!ゴキなんて無理ですよ!!」
果南「なにそれシティーガール自慢!?」
梨子「どこに噛み付いてるんですか!」
花丸「ゴキブリに齧られてこの家潰れちゃうよ〜!」
梨子「シロアリじゃないんだから!!」 果南「ところでさ、梨子。あの重そうな紙袋は何?」
梨子「べ、別になんでもないです。ただの本です」
花丸「本〜?読んでもいい?」
梨子「ダメ!!というか今はそれどころじゃないでしょ!!」
花丸「えー。梨子ちゃんのケチー」
梨子「いいから!!それよりゴキ……」
カサカサカサ
G×5「「「こんにちは!!」」」
梨子「きゃああああ!!」
果南「りりりり梨子!!早く!!」
梨子「5匹なんて聞いてませんよ!!」
花丸「百聞は一見にしかず、ずら」
梨子「何意味わかんないこと言ってるの!!」 G×5「「「お散歩するでー」」」
梨子「あああああ!!」ドタバタ
果南「あ!梨子あぶなっ」
ガン!!
梨子「いった!!肘テーブルに打った!!」
花丸「あ!梨子ちゃんの本が」
果南「落ち……」
G×5「「「ん?」」」
ドサァ!!
G×5「「「ぐえー死んだンゴ」」」
かなまる「「あっ」」
梨子「あっ!!」
G×5「「「」」」チーン
梨子「わ、わ……」
アアアアアアアアアアアアアア!
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