真姫「もしもμ'sが9姉妹だったら」
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長女・ことり 20歳:大学3年生
次女・に こ 17歳:高校3年生
三女・絵 里 16歳:高校2年生
四女・ 希 16歳:高校2年生
五女・海 未 14歳:中学3年生
六女・穂乃果 13歳:中学2年生
七女・花 陽 10歳:小学5年生
八女・真 姫 9歳:小学3年生
九女・ 凛 5歳:保育園年長 真姫「……Zzz」
真姫「……ん」パチッ
真姫「ふわぁっ……なんか、いつもより寝ちゃったわね……」
コンコンッ
真姫「どうぞ」
ギィ
花陽「真姫ちゃん…って、あ…ごめんね、起こしちゃった?」
真姫「大丈夫、起きてたわよ」
花陽「そっか…あのね、ちょっと私、図書館に行きたくて…」
真姫「……?そんなの私に言わなくても勝手に行ってくればいいじゃない」 花陽「それが……」
真姫「なによ」
花陽「いま家に凛ちゃんと真姫ちゃんしかいなくて…」
真姫「なんで誰もいないのよ…」
花陽「にこお姉ちゃんはアルバイトで絵里お姉ちゃんと希お姉ちゃんは学校に…」
真姫「学校って…今日、土曜日でしょ?」
花陽「生徒会のお仕事だって」
花陽「あと、穂乃果お姉ちゃんと海未お姉ちゃんは遊びに…」
真姫「…ことりは?」
花陽「女の子二人じゃ危ないからって…」
真姫「付いて行ったの?はぁ…どれだけ心配性なのよ…」
花陽「あはは…」 スタスタ…
にこ「本当に大丈夫なのぉ〜?凛を真姫一人に任せて…」
絵里「あら?花陽も家にいるんじゃないの?」
希「絵里ち忘れたん?花陽ちゃん、図書館に行くって言ってたよ」
絵里「っという事は今日は家に真姫と凛二人だけって事ね…」
絵里「でも、真姫はしっかりしてるから大丈夫よねっ!」
にこ「しっかり〜!?あの真姫がぁ〜!?」
希「にこっち〜」
にこ「だってそうでしょっ」
にこ「……あの小生意気な子が凛と上手くやれるかしら…」
希「姉には生意気でも妹にはどうかわからないよぉ〜?」
にこ「ん〜〜…」
希「あっ、にこっちはバイト向こうやんな」
希「うちらこっちやから、ほなね」
絵里「バイト、頑張ってね」
にこ「…えぇ」 花陽「じゃあ凛ちゃんのことよろしくねっ」
真姫「…えぇ」
花陽「なにか分からないことがあったら、私とかお姉ちゃんたちに電話かけてきてね」
真姫「余計なお世話よ」
花陽「たぶん、もうすぐ凛ちゃん起きるから…」
花陽「そ、そうだ!あとねっ!」
真姫「もうっ!わかったから早く行きなさいよ!」
花陽「あっ、ご、ごめんね!」
花陽「じゃあよろしくね!行ってきます!」ガチャ
真姫「気をつけて」
バタンッ
真姫「……」
真姫「はぁ、ことりに似て心配性な子ね」 真姫「(花陽まで私のこと妹扱い…)」
真姫「(ことりやあの次女なんかより絶対私の方がお姉さんのはずなのに…)」
真姫「(…ずっと嫌だった)」
真姫「(妹扱い…末っ子…コンプレックスだった)」
真姫「(でも、そんな私のコンプレックスを解消してくれた子…)」
「真姫お姉ちゃ〜ん…」
真姫「…凛」
凛「おはよう〜…」ゴシゴシ
真姫「えぇ、おはよう」 真姫「」ジー
凛「んにゃ…?」
真姫「(可愛い…私のエンジェル…)」
真姫「…誰かしら家にいたから中々出来なかったけど」
バッ
真姫「穂乃果がいつもやってた頬ずり…私だってやってみたかったんだからっ!」
凛「にゃっ!」
スリスリ…
凛「えへへ〜、真姫お姉ちゃんにこれやってもらうの始めてだにゃ〜///」
真姫「うふふ…」 タッタッタッ
花陽「いけない、お財布忘れちゃってた…」
ガチャ
花陽「ごめん、お財布を取りに…」
ギュー
真姫「うふふ〜♪」
花陽「」
真姫「…はっ!」
花陽「……」
真姫「……」
花陽「え、えっと私なにも見t」
ガッ
真姫「さ、財布ならこれでしょ!!も、もう早く行きなさいよぉ〜〜!!」
バターンッ!
花陽「……か、かわいそうなことしちゃったかなぁ」 真姫「はぁ…はぁ…///」
真姫「……んもうっ!」
ポンポン
真姫「…?どうしたの、凛」
凛「は〜」
真姫「は?」
凛「ハミガキしたいにゃ」
真姫「あっ…そうね、しましょうか」 シャカシャカシャカシャカ
凛「ペッ…」
凛「ことりお姉ちゃん〜」
真姫「ん…ことりならいないわよ」
凛「どこか行ったにゃ?」
真姫「遊びに」
真姫「ことりがどうかしたの?」
凛「凛、いつも最後はことりお姉ちゃんにやってもらってたから…」
真姫「あぁ、仕上げを…」
真姫「なら、私がやってあげるわ」
真姫「ほら、こっち向いて」
クルッ
凛「あーん」
シャカシャカ
真姫「……」 凛「朝ごはん〜!」
真姫「何か食べたいものある?」
凛「朝ごはんはいつもかよ姉におにぎり作ってもらってるんだ〜」
真姫「花陽が…そうなの」
凛「でも、かよ姉もいないんだよね?」
真姫「そうね、私たち以外はみんな」
凛「んにゃぁ…おにぎり…」ショボン
真姫「……」
真姫「私が……握るわよ」
凛「ほんとっ!?」パァァ 凛「真姫お姉ちゃんの〜おにぎりおにぎり〜♪」
ギュッギュッ
真姫「あつっ…んもぅ…」
凛「ワクワク!」
真姫「んふっ…」
真姫「具って何かあるのかしら…」
真姫「トマトとか…」
凛「うーうん!凛、のりだけでいいよ!」
真姫「具なし?ちょっと味気ないんじゃない?」
凛「かよ姉が言ってた!おにぎりは塩とのりが一番ぽっぴゅらーだって!」
真姫「ポピュラーでしょ」
真姫「ま、凛がそう言うなら」 コトッ
真姫「はい、どうぞ」
凛「いただきまーす!」
真姫「ふふっ、美味しいはずよ」
パクッ!
凛「……ゔぇ」
真姫「……?」
真姫「」パクッ
真姫「ゔぇえ…!?」
真姫「しょ、しょっぱ…」
凛「…り、凛は好きだよ!」
真姫「凛…!」
凛「のり……が」
真姫「………」
凛「………」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています