果南「怪我はない?」

果南「まったくイノシシだなんて。珍しいこともあったもんだよ。冬眠明けなのかなん?」

しいたけ「……!」ヘッヘッヘッ

千歌「果南ちゃ〜ん!」ダキッ

果南「こらこら、そんな抱きついちゃって。怖かったんだね」

果南「今は硝煙臭いから離れた方がいいぞー」

千歌「怖かったよお……!死ぬかと思った……!」

果南「だからあれほど猟銃は持っとけって言ったのに。こういうこともたまにあるんだから」

千歌「言われた覚えないけど嬉しいよ〜!」

果南「ま、しいたけのおかげだよね」

千歌「しいたけの?」

果南「そ。こいつが私のとこに走ってきてさ。なんか千歌がやばいっての教えてくれたの」

しいたけ「……」コクコク

千歌「……か」

千歌「かしこいぞぉ〜!しいたけぇ〜!」