0009名無しで叶える物語(東日本)垢版 | 大砲2019/03/15(金) 22:32:44.97ID:Xrowg1LH ちょっと元カノに似てるその人の不思議な提案を、私は食い気味に承諾しちゃった。 「ハラショー!よかった」って悪戯っぽく微笑むその口元が、 やっぱり彼女に似てるなあとか思って。 認めなきゃ。今夜の私は、やっぱり寂しかったんだ。 誰かのそばにいて、話を聞いてもらいたかったんだ。 「へえ、雪穂ちゃんっていうんだ。よろしくね」 「私は絢瀬絵里。友達はよくエリーって呼ぶわ」 こうして今夜の私は、おひとり様ではなくなった。 めでたしめでたし?