そう口に出した途端、ことりとの思い出の記憶と、彼女への複雑な想いがない交ぜになって
心にフラッシュバックし、どうにもならなくなった私は、しばし押し黙ってしまいました。

その間、雪穂さんも同じように沈黙したまま。彼女が何を思っているかは分からないですけど。