海未「……重ね重ね申し訳ありません」

海未「絵里があなたに声をかけたのも、実のところ私のためだったんです」

雪穂「?」

海未「さっき聞かれたと思いますが、私半年ほど前に恋人だった女性に振られまして」

海未「それでずっと落ち込んでたところを、今日も彼女が色々と世話を焼いて元気づけようとしてくれて」

海未「その流れで何故か、女の子をナンパしようという話になりまして……」

海未「あの、ですから…それ、食べたらもう解散ということでも、一向に構いませんので」

海未「もちろんお代はお支払いします、失礼したお詫びに。不快でしたよね、こんな相手と同席なんて…はは」