海未「あ? え? ど、どうされました?」

やっぱり美味しくなかったのでしょうか?

雪穂「すびばせん……何でもないですから、えっく」

何でもなくはないでしょう……。

この場合どうすれば……ええいままよ!
とりあえず彼女の背中をさすることにしました。

雪穂「ふっ、うぅぅ…ぐす」

さめざめと泣き続ける彼女と一心不乱にさすさすする私。

そんなテーブルに赤毛のウェイトレスが近付いてきたかと思えば、

「お済みのお皿お下げしてもいいかしら?」

こんな時くらい空気読んでください!