0018名無しで叶える物語(東日本)
2019/03/15(金) 22:57:18.19ID:Xrowg1LH『すぐ来てほしいのよ。大事な話があって』
海未「あの、さっきからなぜ小声なのですか」
『ああこれ? これはね……ほら仕事中。分かるでしょ』
海未「ではそれが片付いてからにしましょうよ。うちに来てもらえれば、私が何か作りますよ」
『いや、ホントにね? 大事な話なのよ。今すぐ来て?』
海未「大事大事って、何なんですか一体」
しばしの沈黙。
『ことりちゃんのことよ。今日街で偶然会ったの』
次の瞬間、私は弾かれた様に部屋を飛び出し、一目散に地下の駐輪場へ駆け込んでいました。