絵里「フフッ...待ちなさい真姫っ!」真姫「ちょっ...絵里何してんのっ?やめてよぉ〜///」
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「ここの問題をじゃあ…」
絵里「・・・」
授業中にも関わらず、私はグラウンドをぼーっと眺めていた
澄み渡る空は、私の好きな水色がどこまでも続いている
何故だろう
昔からこの色を見ると、スッと溶け込めるんじゃないか・・・そう感じてしまう
空のような水色にするためにわざわざ裏でことりを呼んで衣装を作ってもらったぐらいだ
バラバラバラッ…
透き通るような水色の世界をヘリコプターが悠々と泳いでいた
(サンッ…!)
絵里(珍しい色のヘリねぇ…)
(アヤセサンッ?)
絵里(私も空を飛べたらあの水色をもっと間近で見れるのになぁ…)
「絢瀬さんっ?!」
絵里「はっ?!」ガバッ
「絢瀬さん、この問題解いてください?と言うか…外に先生は居ませんよ?」
絵里「は、はいっ!すいません...」シャキッ
クラスメートが私を見て笑った
希「...」ニヤニヤ
今までの私ならクラスメートからこんな風に笑われることは無かったのだろう
恥ずかしい気持ちと同時に私を変えてくれた穂乃果に感謝した 〜放課後〜
【生徒会室】
絵里「ふうぅっ...」
ライブも近いのに書類は山積みだった
頑張れば今日中に終わらすことは出来る量だがノンストップでやらなければならなかった
絵里(よしっ!全部速攻で終わらせてすぐにライブの練習に参加しましょっ!)
〜30分後〜
絵里「ダメだぁ〜っ!!」ギシッ
背筋をグッと伸ばした
絵里「というか、書類全部文字が小さすぎるのよ...目がショボショボしてしょうがないわ....」
カランッ
絵里「あ、これ...」
背筋を伸ばしたと同時に休憩時間に拾った目薬がポケットから落ちた
絵里「何度見ても新品よね・・・?」
絵里(一回...一回だけ使わさせてもらっても構わないわよね...)
周りを見渡した
確かに、部屋に自分一人なのを確認し目薬を指した 絵里「〜〜〜っっっっっっっッ?!!!」ガバッ
絵里(何っ?!何なのこの刺激っ?!)
絵里「ちょっ!!痛いたいたいたいたいっっ!!!」
市販の一番刺激が強い目薬より刺激が強かった
例えでよくあるがまさに針で刺された痛みが私の両目を襲った
絵里(くううぅゥゥッッ!!!!)
・・・時間が経つと刺激は引き、目にも異常はなかった
絵里「あぁ〜っ痛っ...ほっんと...」ウルウル
その時、ドアが勢いよく開いた
穂乃果「絵里ちゃあーん!!まだ、終わりそうにない?」バンッ!
絵里「あぁ、ごめん穂乃果...もう少しだけ待っ・・・!?」
穂乃果に顔を向けたときだった 絵里「ほのかっ...?!あなたなんて破廉恥な格好してんのっ?!」
穂乃果「えっ?!は、ハレンチっ?!た、確かにスカートの丈は上げたけど...それがどうかしたの?」
絵里「す、すかーとぉっ?!そんなもんじゃないわよ?!あなた、今...だって・・・!?」
絵里「はっ・・・裸じゃないっ?!」
穂乃果「....へ?」
絵里「ちょっっと!こっち来なさい!」グイッ
穂乃果「ちょっ?!えっ?!絵里ちゃん気がおかしくなっちゃったの?!穂乃果着てるって服!!」ジタバタ
絵里「嘘つかないでっ!今、現に私の目にあなたの裸が見えてるのよっ?!」 穂乃果「ちょっ...////絵里...ちゃんっ!やめてよっ!!」
絵里「服から裸が透けてるのよっ!何してるのホントっ?!」
絵里(でも、綺麗な体...何か私まで興奮してきちゃった...)
絵里(胸は程よい大きさで、太ももはすらっとしてる...毛も薄いし...///)
穂乃果「絵里...ちゃん...///」ハアッ...ハアッ...
絵里(やだ...なんか興奮してきた....このまま穂乃果押し倒しちゃいたい....)
穂乃果「ちょっ!絵里ちゃん!!どこ触って...いくら女の子同士でもダメだよぉっ!!///」
絵里「はっ!?」ガバッ
思わず後ろに飛び退いた
絵里「ご、ごめんなさい穂乃果...私、今ちょっと疲れてるのかも...」
穂乃果「い、いやいいんだよ...///絵里ちゃん最近仕事詰めだからこういうこともあるんだよ多分....」
絵里(あれ...?)ゴシゴシ
目を何度も擦った
絵里「ほんとだ...服着てる...」
穂乃果「でしょぉ〜?だから、絵里ちゃん疲れてるんだよ...ねっ?今日は私達だけで練習するし先に帰っててもいいよ?」
絵里「そ、そうね...ごめんなさい、今日は先に帰らせてもらうわ」
絵里「ごめんっ穂乃果!じゃあ、先に帰るわね?今日のことはごめんっ!」
穂乃果「全然気にしなくていいよ?気をつけてね・・・?それに...///」
絵里「じゃっ、じゃあ先に帰るわね?!また明日っ!」ダッ
バタンッ!
穂乃果に申し訳ない気持ちで早足で生徒会室を後にした
穂乃果「絵里ちゃんのえっち...////」ジワァッ... 〜帰り道〜
穂乃果(絵里...ちゃん...///)ハアッ...ハアッ...
絵里「って!バカッ!私は何してんのよホントっ!」ゴツンッ
頭を殴った
絵里(それも、後輩相手に私何してんだろ...)
ただ、何度思い出しても穂乃果の体は綺麗だった
絵里(穂乃果、あんなにいい身体してたのね...///)
絵里(でも、何であんないきなり裸が見えたのかしら...)
絵里(やっぱ、疲れか・・・)
絵里(いや、でも疲れでそんなことが普通起きるもんかし....)
「おねえーちゃんっ!」
絵里「そっか帰宅時間一緒になっちゃったのね」
亜里沙「どうしたの?練習は?」 絵里「今日は疲れて先に帰らしてもらったのよ」
亜里沙「そうなんだ...まあ、最近お姉ちゃん仕事多いもんね」
亜里沙「家でもパパとママ居ないし。お姉ちゃんが代わりにやってくれてるもんね」
絵里「だから、今家はずっと空いてる状態だから心配だけど。亜里沙大丈夫?」
亜里沙「うんっ!全然大丈夫!お姉ちゃんが居るから!」ギュッ
絵里「ふふっ...よぉっし!亜里沙今日はシャシリクよっ!」
亜里沙「本当っ?!やったぁっ!!」
ブーブーブー...ブーブーブー... 亜里沙「お姉ちゃん、携帯鳴ってるよ?」
絵里「え?ホント?ちょっと取ってくれない?」
亜里沙「あ、うん分かった!」ガサゴソ
ブーブーブー
亜里沙「はいっ!」
絵里「ありがとう。え〜っと」スッ
【園田 海未】
お疲れのところ申し訳ありません
本日、夜お邪魔させてもらっても宜しいですか?
無理なら正直にそう言ってもらって構わないので
絵里「海未・・・?」 絵里「珍しいわね...どうしたのかしら」
亜里沙「園田...えっ?!海未さんが来てくれるのっ?!ホントっ?!」
亜里沙「呼ぼうよっ?!ぜったい!話したいもん私!!」
絵里「私も呼びたいのは山々なんだけど。ただ、海未から一人で来るなんて・・・」
亜里沙「きっと、お姉ちゃんのこと心配してるんだよ?穂乃果さんから話聞いて!」
絵里「穂乃果から...」
穂乃果(絵里...ちゃん...///)ハアッ...ハアッ...
絵里「うわあああぁぁっ!!」ビクッ!
亜里沙「えぇっ?!ど、どうしたの?お姉ちゃんいきなり大声出して?!」
絵里「えっ...いや、なんでもないのよ?ただ、肩甲骨と制服が擦れただけよ?!」
亜里沙「いや、お姉ちゃん言い訳にも無理があるでしょ」
絵里(もしかして海未、穂乃果から聞いたのかしら・・・?) 海未(絵里??!穂乃果から聞きましたよっ?!あなたという人は・・・)ワナワナ
絵里(ち、違うの....違うのよ海未っ?!)
海未(あなたという人はああああぁぁぁぁっっ?!)ブンッ
絵里(キャアアアアッッッ!!?)
絵里「容易に殴られるところまでは想像出来たわね...」ブルッ
亜里沙「えぇっ?!お姉ちゃん海未さんと仲悪いの!?」
亜里沙「確かに、あの公園のときにはもう既に少し感づいてたけどっ?!」
亜里沙「あっ...この人達仲悪いんだ...あんなに仲良さそうなのに裏では仲悪くて表だけしっかりしてるそこら辺のアイドルと一緒なんだ...」
亜里沙「そう思ってたけど?!そう思ってたけどオオォォッ?!そんなに殴り合いになるまで仲悪かったのオオオォォッ?!」
絵里「なんで、亜里沙そういう裏話的なことになると急に興奮してオタク化するのよ...」
絵里「違うわよ...そういう事にはならないから大丈夫よ。ただ、私の心配をしに来てくれるだけよ」
亜里沙「なぁ〜んだ...なら、いいや。面白いことになるかなと思ったのに...」
絵里「あんたは私達に何を期待してるのよ...」
絵里(本当に何もないといいんだけど...) 絵里「一応、返信はしとくからね?」
亜里沙「じゃあ、来れるんだ!やったああ!!」
絵里「さっきのパパラッチ級にしつこいあんたはどこ行ったのよ...」
【エリーチカ】
亜里沙も会いたがってるからぜひ来てハラショー!
でも、いきなりだからちょっとびっくりしてるけど
どうぞ!ロシア料理をおもてなしするわっ?!
ハラショー!
絵里「これで、よし...っと!」
亜里沙「お姉ちゃん...言いたくないけどいい加減エリーチカって名前変えたほうが...」
絵里「え?何で?」
亜里沙「後、文末に句読点代わりにハラショー付けるから長文のLINEの時とか文章がハラショーだらけになるから何か凄いことになるの」
絵里「え?ハラショーって色んな意味があるんじゃないの?」
亜里沙「いや、そんな忖度みたいな使い方じゃないでしょ?本国でもここまでハラショリスト居ないよ」
亜里沙「って、こんなことはどうでもいいから海未さんのLINE頂戴!」
絵里「ふぅ〜ん・・・そんなに欲しいんだ?」ニヤニヤ
亜里沙「な、何?そのニヤつき...?」
絵里「じゃあ、音ノ木坂学院に受かってμ’sに入ってくれたら教えてあげる!」
亜里沙「えぇ〜?!そんなのまだ先じゃん!卑怯だよ〜」
絵里「じゃあ、UTX学園に入学する?」ニヤッ
亜里沙「ゼッっッタイ!音ノ木坂ッッ!!」
絵里「よぉ〜し、それでこそ我が妹!」ナデナデ
絵里「さっ!早く帰りましょ?海未も来ることだし!」
亜里沙「うんっ!えへへ...///」
姉妹で帰るのは何年ぶりだろうか...
絵里(たまには、早く帰るのも悪くないかも...)
もう一度亜里沙の手を強く握りしめた 今日はここまでです
思ったより長編になるかもしれない
また、明日ぐらいに書きます 落ちてた目薬使っちゃうえりち危うい……
色々独特なキャラ付けだけどどんな展開になるのか楽しみにしてる 〜絢瀬家〜
亜里沙「お姉ちゃん、海未さんもう来るかな??」ワクワク
絵里「大丈夫よ、海未は約束を破るような人じゃないわ」
亜里沙「そうだよね!」ゴクゴクッ
絵里「亜里沙、食べる前にそんなにジュース飲んだらお腹いっぱいになっちゃうでしょ?」
亜里沙「あっ!本当だ...ちょっと、お腹減らしに外走ってくる!」ダッ
絵里「ちょっと!?そんなジブリみたいな展開で走りに行くことある?!」
絵里「って...行っちゃった...」
絵里「まあ、それほど楽しみにしてくれてるってことよね」フフッ
ピロリンッ!
【園田 海未】
そろそろ着きます
本当に夜遅くお邪魔して申し訳ありません 絵里「あとは串を刺せば完成ね」
絵里「それにしても、亜里沙どこまで走りに行ったのかしら」
ピンポーン
絵里「あぁ、もう帰ってきたのね」トコトコ
絵里「は〜い、お帰り」ガチャ
海未「こんばんは。お邪魔しますね?絵里」ペコリ
そこには制服の時とはまた一味違った可愛い印象の海未が立っていた
絵里「あら?もう来たのね?来るときLINEしてくれればよかったのに」
海未「え?届いてませんか?確か先ほど送ったはずですが?」
海未は首を傾げた
絵里「えっ、本当?ごめん多分料理してて気付かなかったんだと思う」
絵里「ま、それはさておき。ほら、上がって?」
海未「本当に申し訳ありません。それでは、お邪魔させていただきます」 絵里「ごめんね、今散らかってて」
絵里「もっと、早くLINEに気付いておけば片付けしたのに」
海未「いえ、これで汚いだなんて...さすが絵里らしくとても綺麗な家ですね」
海未「そういえば、亜里沙は・・・?居ないのですか?」
絵里「亜里沙なら沢山食べるために走りに行ったわよ。ほんと活発だから」フフッ
海未「本当、可愛い妹ですね」フフッ
海未「私も亜里沙みたいな妹が居ればな〜」ニコッ
絵里「それはそうと、海未。今日はまた何で泊まりに?」
海未「あ、その話なんですが」
絵里「う、うん」ゴクッ 絵里(穂乃果のことかしら...)
海未「実は穂乃果から、絵里が疲れているという話を聞いたもので」
絵里「疲れてる?それだけ?」
海未「ずっと生徒会の仕事で忙しいから絵里ちゃん先に返したよ?とだけですが?」
海未「なにか他にあったのですか?」
絵里(穂乃果...あの事は黙っててくれたのね)
絵里「ううん、なにもないから安心して」
海未「それで、私が今日手伝いに来たというわけです」
海未は少し誇らしげに胸を張った
海未「と思ってきたのですが...もう料理を作ってくれたようですし...」
海未「これじゃ、私ただ単に本当にお邪魔に来ただけじゃないですか!」
絵里「いや、何でそんなテンション上がってるのよ」
絵里「気にしないで?今日は海未が泊まりに来てくれただけでも私は嬉しいから」
海未「本当ですか...?」
絵里「もちろん!亜里沙も会いたがってたし」 海未「では、何もしないというわけには行かないので絵里にマッサージをしてあげます!」
海未「こう見えても昔からずっとマッサージだけは得意だったので」ニコニコ
絵里「じゃあ、お言葉に甘えて亜里沙が来るまでマッサージして貰おうかな?」
海未「はい!任せてください!」
〜絵里room〜
海未「じゃあ、ベッドに横になってください」
絵里「えっ?肩揉みとかじゃなくて。本気のやつ?!」
海未「はい!それはもちろんです!」
海未「そんぐらいしなきゃ、絵里にも申し訳ないですから」ギシッ
絵里「何だか少し恥ずかしいわね...///」
海未「何をそんなに照れているんですか、先輩でしょう?」
海未「じゃあ、始めたいのですが。絵里?服を掛けさせてもらってもよろしいですか?流石にこれではやり辛いので...」
絵里「いいわよそこのハンガーに引っ掛けてくれれば」
海未「助かります。じゃあ、この制服の横に・・・」ポトッ
海未「これは、目薬ですか?」
絵里「あぁ、ごめん。それそこら辺に置いといて?刺激強すぎて私には合わないみたいだから...」
海未「絵里でさえも刺激が強いと感じる目薬ですか...興味深いですね」
絵里「使ってみる?本当に痛いわよそれ」
海未「いえ、これぐらい大した事ないので・・・いざ!」
絵里「ちょっ!!本当に?!」
ピチャッ 海未「〜〜〜っっっっっっっッ?!!!」
海未「これは、想像.....以上...ですねっ...!!」ガバッ
絵里「ちょっと〜だから言ったでしょ?それ本当に刺激強いって...」トコトコ
ベッドから降り海未の元へ駆け寄った
海未「?!?!?!」バッ
海未「絵里...マッサージをするとは言いましたけど...///」
絵里「な、なによ?どうしたのよ?」
海未「そ、そういうつもりのマッサージでは...///」
絵里「ちょっ、何頬赤らめてマッサージって言ってんのよ?それじゃあ、まるでいやらしい格好...」
絵里「え?」
海未「何であなたという人は...ここで裸になっているんですかっ!!」
絵里「ちょっと?何言ってるのよ海未?あなたおかしくなっ」
絵里(あれ?これってもしかして...もしかして・・・?!)
絵里「ちょっと、海未!その目薬貸して!!」バッ
海未「は、はい!」
ピチャッ... 絵里「〜〜っっっッ!!!」
目薬が全体に行き渡ったことを確認し再び目を開けた
海未「ちょっ...絵里大丈夫ですか?」
絵里「ふぅ...」
海未「え、絵里?」オドオド
絵里「・・・やっぱりね」
海未「と、とにかく服を着ましょう?絵里///」
絵里「海未...あなた綺麗な身体してるのね...」
海未「えっ?!ど、どういうことですか?!急に」
絵里「いいから」グイッ
海未をベッドの上に押し倒した
海未「ちょっ...絵里///」 海未「え、絵里...」ウルウル
絵里「そんな、涙目にならないでよ?海未はいい身体してるんだから」
海未の脇をなぞった
海未「えっ...り...どこ触って..るんですかっ///」
絵里「あら?ここが弱いのね?ここ弱かったら弓道の時とか防具付けるとき困らない?」ニヤニヤ
海未「そんなことないでっ...す...」
絵里「本当に海未の太ももってスラッとしてるわよね?」
海未「本当...くすぐったいですよ...///」
海未の胸は穂乃果ほど大きくなくどちらかというと小さいが、引き締まった太ももは誰よりも綺麗だった
海未「えり...♡」
絵里(?!)
絵里(って!私は何してんのよっ?!穂乃果の時にだめって決めたじゃないっ!)
絵里(でも、こういう時ってイジり倒したくなるのよね〜♡)
絵里(まあ、やめときましょう...これ以上は)
絵里「なーんて、冗談よ?」
絵里「さ、海未?ご飯食べま...」
グイッ 亜里沙帰ってきてもはた目には服着てるからセーフだな 海未「...///」チュッ♡
絵里「?!」
絵里(海未の唇柔らか...って何で海未私にキスしてんの?!)
海未「絵里...もう、許しませんよ・・・///」
絵里「えっ?!ちょっとっと?!ま、待って?!さ、さっきのは冗談なn」
海未「ダメですよ?♡」
チュッ♡ジュルルゥッ///
絵里「んっ...///あはっ...ちょっ、じょうだっ..んうみっ...」
自分の部屋で真っ暗な中こんな激しいキスを異性ではなく同性とするとは思ってもいなかった
海未「あはぁっ...絵里ぃ...もう許しませんからね...///」ギュッ 海未「ここからは、私のターンですよ...///」サワッ
絵里「んっ!!海未...そこだめぇっ...///胸びんかんだからっ...!」ビクウゥゥッ!!
海未「フフ、何で裸なのか分かりませんがこれはラッキーですね♡」
絵里(ちょっと...私が責められるって...冗談のつもりだったのに...///)
絵里(てか、海未めちゃくちゃ気持ちいい...♡頭、おかしくなりそっっ!!)
海未「絵里がワキを触られて感じるヘンタイだったなんて...より絵里のことが好きになりそうです...♡」
絵里「そっ、そんな...何いってんのうみ....///」ビクビクッ
海未「でも、そうやって言いながら感じて腰を動かしてるのは絵里の方ですよ?」ニヤニヤ 絵里(こんな、されるがままなんて……)
海未「絵里…濡れてますよ…?」ニヤ
絵里「えっ?!ちょっ…そんな…下まで……っ」
絵里(あぁ、もうダメ……ここまで来たら…イかせ…て)
海未「ふふっ」ピタッ
絵里「えっ……?」
海未「冗談ですよ…?ここまでやられたからやり返しただけです」
海未「さっ、ご飯食べましょうか」ニコッ 絵里「そっ…そんなのっ……」フルフル
海未「どうしました?絵里?」
絵里「ゆるせないっ!!」ガバッ
海未「ちょっ?!絵里っ?!」
絵里「こうなったら、上も下も全部よっ!」
海未「絵里っっ?!下もっ…えっ?!」
海未の服を脱がし、秘部に手を当てた
海未「えっえりっ…///」
クチュ…♡グチュックチュッ♡
海未「あはあっっあっ…♡」ビクンッ!
絵里「ふふっ…下までやるとは思わないわよね…」ニヤニヤ
絵里「でも、この負けず嫌いの私に手を出したことが間違いよっ!」
海未「あっ…そこダメっ……♡あっ…」グチュックチュッ…
海未「イっ……イクッ……♡」クチュ…
海未「んああ…あっっ!!!!!!♡♡♡」ハァハァ…
絵里(ちょっとやり過ぎちゃったかしら……♡) もしかして、って効果を確認して海未ちゃんに説明するのかと思いきや
そのままヤり始めるとは予想外だったw ガチャッ
亜里沙「えっ・・・」
えりうみ「?!」
海未(あっ、亜里沙?!こ、こんな所見られてしまっては...!)
絵里「ごめんね、亜里沙。海未には先に上がっててもらったの」
海未(ちょっ?!絵里っ?!その姿で亜里沙の前に...)
亜里沙「海未さん!!待ってました!」ニコッ
海未「えっ?!はっ、はい!今夜は楽しみましょうね?」
海未(あれ?絵里も私も裸じゃない...?)
亜里沙「じゃあ私も向こうで待ってるね?」
バタンッ 海未「絵里っ?!あなたの妹は他人の裸を見ても動じない不埒な妹に成り下がってしまったのですかっ?!」
絵里「いや、違うわよ。どんなツッコミスイッチ入れてんのよ...」
絵里「実はね、海未」ヒョイ
絵里「私も今わかったんだけどこの目薬...」
絵里「多分透視能力が出来るようになる目薬なんだと思う」
海未「と、透視能力ですか?」プッ
海未「えwwwりwwwwww貴方は何を言ってるんですか?wwwwそんなわけがないでしょう?」
絵里「アイドルなのにその笑い方やめなさいよ。ネットの底辺と一緒よそれじゃ」
海未「絵里が疲れておかしなことを言うからでしょう...全く」
海未「ましてや、透視能力なんてあってしまえば【医療】も【破廉恥】も【致す】ことも楽になってしまうではありませんか」
絵里「いや、医療と破廉恥は分かるけど最後の【致す】って何よ【致す】って。やっぱネット底辺じゃない」
ウミ>テッ?テイヘンッ?!
絵里「ってか、そんな海未の性癖の話じゃなくて」
絵里「でも、実際にさっき目薬を指した時に私の裸が見えるようになったんでしょう?」
海未「?!」
海未「た、確かにそうですね...絵里の豊満なバストが羨ましいと思っていたら絵里に犯されたわけですし...」
絵里「犯さ...?!ま、まあいいわ。ほんのイジったつもりでね...それに負けず嫌いが出てエスカレートしただけよ///」
海未「何で頬を赤らめてるんですかあなたは」
海未「さっきも亜里沙が入ってきた時私がとっさに下着を履いていなければ見えているところだったんですよっ?!」
絵里「まあ、それは機転が利いてくれて助かったけど」
絵里「それに、亜里沙には私達は服を着ているように見えているから大丈夫よ」 海未「でも、何かの間違いじゃ?」
絵里「実はね・・・海未」
今日あった穂乃果との出来事をすべて説明した
海未「絵里...」
絵里(来るかな...来るかな...)
海未「貴方って人はあああぁぁぁっ!!」
絵里(キタアアァァァッ!!)
海未「といっても、私も絵里を抱いてしまったからには怒る権利は無いので何も言いませんが」
絵里「いや、怒ってよ!こんな、ダメな私をもっと虐げて!お願いっ!」
海未「最低ですね...絵里」
絵里「ハウウゥゥッ!!もっと!もっと頂戴ッッッッ!!」
海未「最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!最低ッ!」
絵里「アヘェッ♡」
〜このあと、このやり取りが1時間続いた〜
何もなかったかのように私達は晩餐を共にした
一体この目薬は何なのだろうか?
誰が何のために?
そもそもわざわざ裸を見るため?そんな目的でこれを作ったのだろうか?
わからない。
けど、一番大きな疑問は・・・ 振り返り二人が寝ているのを確認した
机にノートを広げ、今の状況をまとめた
絵里(まず、あの時・・・)
サスペンスドラマの様に当時の状況を頭の中で思い浮かべた
絵里(私が授業を受けていたのは古典...つまり3時間目)
絵里(目薬を落とせる時間帯は10:50~11:35に絞られる)
絵里(私達の学年は全員座学。落とすことはできない)
絵里(なら、二年生?でも、体育が今日あるのは一年生だけ...)
生徒会室で嫌というぐらい時間割掲示板を見ていたから出来る芸当だ
絵里(なら、一年生...更衣室に移動する時に誰かが落としたと考えるべきかしら)シャッシャッ
ノートに分かりやすく丸を書いた
「それは、違いますよ絵里」 絵里「あら、ごめんなさい。起こしたわね」
海未「気にしなくていいんですよ?絵里」
海未「大体絵里の考えていることは言わなくても分かります」
海未「こんな、目薬を落とした生徒が紛れ込んでいる。それを突き止めたいのでしょう?」
海未「でも、一年生だけに絞るのは間違っています」
海未がノートを覗き込むと同時にシャンプーの甘い香りが私の鼻を通過した
海未「私達二年生は今日、芸術の授業がありました」
海未「ということはここに私達のクラスが加わります」サッ
ノートに書いていた【一年生】の横に新しく【2年生】が書き足された
海未「私もこの目薬は少し危ない匂いがするんです...」
海未「こんな物が存在していいはずがないんですよ。そもそも」
海未「それに....」
絵里「どうしたの?」 海未「いえ...考え過ぎだとは思うんですが...」
絵里「いいわよ、言って?」
海未「この目薬をもし生徒ではない誰かが落としたとなると、私達だけで解決出来る問題なのでしょうか?」
深刻な顔をこちらに向けた
絵里「ふふっ」
海未「何か?おかしいところでも?」キョトン
絵里「大丈夫よそんなの気にしなくても!絶対私が守ってあげるから...ね?」
海未「絵里...」
海未「どうやら、心配した私が馬鹿みたいでしたね。ここにあなたみたいな心強いボディーガードも居ますし」クスッ
絵里「そうよ?その時は任せて?だから、今日はもう...ね?」
海未「はい、もう一度ぐっすり寝させていただきます」
海未「絵里、おやすみなさい」ペコリ
絵里「はい、おやすみ」
電気を消しベッドに入った 海未の言葉が頭の中に響いていた
絵里(生徒ではない誰か...か)
こんなSFみたいな物を作ることが可能な人物...
絵里(あぁっ!!もう!考えれば考えるほど謎が深まるわ!!)ガバッ
布団をスッポリと頭まで被った
絵里(もう、今日は寝よう)
また、明日朝は早いのだから... チュンチュンチュンッ...
海未「んぅ〜っ...ことりぃ、もう起きるのですかぁっ?」ムニャムニャ
亜里沙「うみさん、だいしゅきぃ...」ムニャムニャ
絵里「ほんっと...私の疲れを取るために来たんじゃないの?海未...」
絵里「けど、可愛いわね」フフッ
海未と亜里沙は抱き合って寝ていた
海未は昨日のことで疲れて寝てしまっていた
学校まではまだ時間に余裕があることを確認し、二人をそのままにした 絵里「ふぅ...」ピッ
オハヨウゴザイマス!キョウモイチニチガンバリ...
絵里「どこも朝はつまらないわね」スッスッ
携帯を起動し、作成中の曲を流した
絵里「ふふんふんふん...♪」ジューッ
絵里(やっぱりこの曲テンポいい...流石真姫ね)
絵里(海未はどんな歌詞を付けてくれるのかしら...)
海未「あ、絵里...おはようございます」ペコリ
亜里沙「お姉ちゃん、おはよう」
絵里「ふたりともぐっすり寝てたわね」
海未「申し訳ないです。結局絵里に任せっぱなしで」
絵里「いいのよ、海未が来てくれただけで疲れも取れたから」
海未「さっ、食べましょうか」 絵里「海未の切り替えの良さったら無いわね...」
海未が亜里沙と仲良く話している
絵里(あんなに、メンバーの前だと大人なのに..やっぱり甘えたいのかしら?)
>ツギノニュースデス.サクジツブソウセイリョク[タックス]ガベイコクノケンキュウキカンヲキシュウシ...
海未「どこの国も荒れていますね」パクパク
亜里沙「何で争うのかな」
絵里「そうよね〜戦争とか指図するなら自分達で行けばいいのに」パク
海未「他人を使って、他人を殺すなんて最低の行為ですから」
絵里(最低?)ゾクゾクゾクウゥゥ!
絵里「海未?今、なんて言った?」
海未「え? 最低 ですけど?」
絵里「ハウッッ」ビクッ
亜里沙「お姉ちゃん何してるの?」
海未「いいですか?亜里沙?これがネットで晒される底辺というものです」パクッ
亜里沙「そうなんだ...とりあえず、よく分かんないけど争いごとはダメだよ...」
絵里「ちょっ!海未?!・・・まあいいわ。そうよ、争いごとなんて何も産まないんだから...」ヒョイパクッ
亜里沙「あっ!お姉ちゃんそれ私のお肉?!・・・ナニシテンダオイッ?!アァッ?!」ガンッ
絵里「自分で取らないのが悪いんでしょ?!ヤンノカオイゴルラァッ?!」ブチィッ
海未「....争いごととは?」 絵里「ウララララァァァッ?!」バスッ
亜里沙「オオオウウウイエエアアッラアアッ?!」ボンッ
海未「まあまあ、二人共...ってダメですねこれは」
海未(絵里、私達の前でならいつもクールにやってこなすのに)
海未(なんだか絵里の人間的な一部を見れてどこか安心しました)ホッ
この状況なのに何故か海未は笑ってしまっていた
皿をめぐり姉妹は頬を引っ張っていた
海未「もうここらへんにして学校にって・・・ふたりともぉ!」
>イヤァ~コワイデスネェサクジツワレワレノズジョウヲツウカシタンデショ?シカモイドウシュダンガナゾダナンテイッタイナニヲツン...
ブチッ
えりあり「「テレビうるさいっ!!!」」
海未「そこ息ぴったりなら仲良くすればいいじゃないですかぁ〜!!」
海未の声はどこまでも響いた 絵里「亜里沙...やってくれたわね..」サスサス
海未「あれはお互い様です!」
登校中ずっと頬だけが気になっていた
海未「それでは、私の方でも一応2年生を調査しておきます」
海未「それでは、また放課後に」 絵里「・・・」
授業中グラウンドを確認してもやはり昨日のようなことは起きなかった
絵里(でも、本当にこの目薬の効果って裸だけなのかしら...)スッ
絵里(何処かにしまったほうがいいのかもしれないけど)
絵里(つい、面白いから肌身離さず持ってしまうのよね)
絵里(今日は誰の裸を...///)
絵里(って、そんなために持ってるんじゃないっ!)
絵里(私は何を考えてr)
「絢瀬さん?!そこの問題解いてくださいっ?!」
絵里「ウェッ?!すいません!!」
アヤセサンサイキンオモシロイナァ...ナニシテンダロアヤセサン...
希(えりち最近様子おかしいなぁ)スッスッ
希(一応カード引いてみよか)
バラッ
希(落ちて...「えっ?」
「どうしました?東條さん?」
希「何でも無いです!」
希(このカード...) 「じゃあ、授業終わります」アリガトウゴザイマシタ!
希「えりち...」
絵里「どうしたの?」
希「最近えりちの様子がおかしいからちょっと心配なってカード見たんやけど」
絵里「また、カード?大丈夫よ私なら」
希「うん...そうなんやけど」
希「シャッフルでミスしないウチが落としたこの二枚のカードがどうしても気になって」
絵里「?」
希「これ...」
絵里「THE SUN・・・太陽?」
希「幸せ 期待 明るい未来を意味するんやけど...」
絵里「あら。ならいいじゃない素敵なカードで」
希「そっちはいいんやけど...こっちが」スッ
絵里「THE TOWER・・・塔?」
絵里「これの何がダメなの?」
希「困難 崩壊 全ての物事の終局や失敗」
絵里「え...?」
希「えりち...このカードはね」
希「最凶のカード」 絵里「最...強?」
希「いや、最"凶"ね?確かに日本語むずかしいけど」
希「でも、二枚だから占いのやり方としては間違ってる...」
希「だから、大丈夫だとは思いたいんやけど」
希「えりちが太陽で違う人がタワーかもしれんし。だから大丈夫だとは・・・」
希の声が次第に遠くなる
絵里(最凶のカード...何でそんなカードが私に)
絵里(確かに希のカードが当たるのは誰よりも私が一番知ってる)
絵里(どういうこと...?最近身近に起こった事...)ガサッ
手がポケットの膨らみに当たる
絵里(?!まさか、このめぐすr...)
希「ちょっとえりち?聞こえてる?!」
絵里「はっ?!」
絵里「ごめんなさい...で、何だっけ?」
希「だから!えりちこれから何が起こるか分からないから気をつけてよね?」
希「何か嫌な予感がするから・・・」
絵里「ええ...細心注意を払うことにするわ」
希「うん...!じゃあ、えりち次の移動教室行こ?」
絵里「そうね、行きましょう」ガタッ
絵里(太陽と塔...か)
机から教科書を取り出し希と教室へ向かった 〜放課後〜
穂乃果「さぁっ!練習だああっ!!!」シュッ..シュッシュッ
ことり「なんで穂乃果ちゃんシャドーボクシングしてるの」
穂乃果「ふぅ...愚問だなぁことりちゃんは...」ヤレヤレ
ことり「えぇっ?!」
穂乃果「元気を出すって言ったらシャドーボクシングしかないよっ?」シュッシュッ
ことり「そ、そうなの?」
穂乃果「そうだよ?だから、ことりちゃんも...ほら?はい、右っ!」シュッ
ことり「え、えいっ!」ホワァ~
穂乃果「違うっ違うっ!!そんなんじゃテッペン取れないよ?!」シュッシュッ
ことり「て、テッペン?!」
穂乃果「ほら、行くよ!次、右、右、左ィッ!!」シュッシュッスパァンッ!
ことり「エイッエイッ!トオォッ!!」シュッシュッ!
穂乃果「いいよ!ことりちゃん!!その調子だよっ?!」キラッキラ
にこ「ウィ〜ッス」ガチャ
コトホノ>シュッシュッスパァンッスッスッシュッシュッ!!デキタヨハノケチャァ~ンッ!!スゴイコトリチャンッ!
にこ「何してんのよあんた達...」 にこ「あ、それと今日も真姫休みみたいだから」ガタッ
穂乃果「え?本当?」
にこ「今日も早々と帰ったみたいだし」ピロリンッ
にこ「?...あ、ほらグループにも今返信来たわよ」
穂乃果「ん?どれどれぇ?」
【μ’s】(11)
サブ真姫>今日も休みます。16:10
にこ>あい〜 16:10
ことり>体調に気をつけてね?16:11
にこ「というか真姫本垢で返信しなさいよね...μ’s9人なのに、それ以上居るように感じるじゃない」
ことり「でも、真姫ちゃんどうしたのかな・・・」 〜〜〜〜〜〜
真姫「はぁ....」
真姫「どうしよ....」
〜〜〜〜〜〜 すみません…続きのメモが消えてしまったので落としてください >>88
SS書いてる本人です
自分は茸で投稿を始めました
ソフトバンク回線を使ってはいません
このSSに続きはあります
投稿が遅くて申し訳ございません
もう少しお待ちください >>88
皆さん、SSの投稿遅くて申し訳ございません
このような返信が来るのも、もっともです
先程、ポケットWiFiに繋いでいたためプーアル茶になりましたが
本人です
まだ、続きはあります
もう少しだけお待ちください >>91
最初からそうすべきでした
ありがとうございます! 真姫「ただいま〜」ガチャ
シ~ン
真姫「そっか...もう誰も居ないんだっけ...」
椅子に座り部屋を見渡した
家具、おもちゃ...一つ一つに思い出が染み込んでいる
その中でも家族との写真が一際目についた
そこには幸せそうに笑っている私が居た
真姫「懐かしい...」スッ
目を閉じ当時の情景を思い浮かべた 『この写真は一生大事にするんだぞ?』
『何かあった時この写真を持っていけ!絶対に』
『それぐらい大事な写真にn』
真姫「パパ、言い過ぎっ!」
『はは...すまない。だけど、それほど真姫が笑って写ってくれたこの写真が気に入ってるんだ』
真姫母「確かにパパは言いすぎだけど、真姫が笑顔の写真なんてほんとに少ないから」
真姫母「これは宝物ね」ニコッ
真姫「ママ...」
『それに笑った真姫の顔こう見ると...』
真姫「・・・?」キョトン
『ほんとに可愛いなぁ?!おい、えぇっ?!』ガシガシ
真姫「ちょっ...パパ何してんのっ?やめてよぉ〜///」 あれから数年が経った...
真姫(私は今もあの頃みたいに笑えてるだろうか)
(あの時より周りの人を笑顔にしているだろうか...)
(本当に心から笑うことができているのだろうか)
真姫「私は...私は・・・!」グスッ
ピロリンッ♪
真姫「...?」スッ
【ほ の か】
ほのか>真姫ちゃん大丈夫? 17:15
ほのか>辛いならいつでもほのかが相談に乗るよ? 17:15
ほのか>だからこれで元気だしてね? 17:15
ほのか>動画を送信しました 17:15
真姫「動画...?」スッ ほのか「真姫ちゃ〜ん?!見てる〜?!」ワイワイ
海未「ほのかっ?!真姫は体調が悪いかもしれないのですよっ?!そんな大声を出してしまっては」
ほのか「えぇ?元気がない時こそ大声じゃないの?!」
海未「何を言ってるんですか貴方は...」
ほのか「じゃあ、代わりに穂乃果の変顔を」
ほのか「真姫ちゃ〜ん!いないいない・・・バアッ?!」
にこ「うるさいわねあんたはさっきから?!って何その顔っ」ゲラゲラゲラ
花陽「穂乃果ちゃん...その顔はおもしろすぎるよっ」クスクス
穂乃果「えぇ〜ほんと?!じゃあ、これは?」
アンタヤメナサイヨッ!!ハラヨジレルデショッ!ホノカチャンオモシロイニャ~!
ガヤガヤ... 真姫「...フフッ」
真姫「もう、なんかどうでもよくなっちゃった」
真姫「最近笑ってないとか笑わせてないとか...」
真姫「だって私には家族と・・・」
ライブの時の写真に目を向けた
真姫「μ'sが居るじゃない...!」
真姫「みんながいてくれる...それだけでいいんだから」
真姫「ありがとう、穂乃果」
閉じこもっていた私を見つけてくれてありがとう
私に友達を教えてくれてありがとう
私と出会ってくれてありがとう
真姫「私を変えてくれてありがとう...」グスッ
父親の部屋に入り拳銃を取り出した
真姫「でも、何で私なの・・・神様?」カチャッ
悔しさと同時に私を変えてくれた穂乃果に感謝した 〜〜〜〜〜〜
穂乃果「これで、よしっと!」ソウシンッ!
穂乃果「真姫ちゃん笑ってくれるといいんだけどな〜」
海未「あれを見て笑わない人は居ませんっ!」
凛「でも、真姫ちゃん心配だにゃ...」
絵里「そうね...真姫はここずっと休んでるから...もしかして家族に何かあったのかもしれないわね」
希「心配やなぁ真姫ちゃん」
海未「今日帰りにでも顔を見に行くってのはどうでしょう?」
穂乃果「うんうん!絶対そうだよ!みんなで行こっ!」
ことり「で、でもいきなり全員で入って大丈夫かな?」
にこ「何言ってんのよことり...あの家の大きさ見たでしょ?大丈夫よ」
にこ「それに真姫よ?真姫のことなんだから適当に放っといても何とかするわよ」
海未「とか言って、さっきにこは真姫に個人でLINEを送っていたでしょう...一番心配しているのはにこの方では無いのですか?」
にこ「なっ...///何言ってんのよ海未?!そんな訳ないに決まっ」
絵里「とにかく!にこが真姫のこと大好きなのは分かったし皆で行きましょ?」ニヤッ
穂乃果「よしっ!真姫ちゃんの家にれっつごー!!」
にこ「あんた達...」 穂乃果「みんな真姫ちゃんの好きなもの持っていかない?」
にこ「なら!家から持ってくるにこ〜☆」
花陽「私も凛ちゃんと一緒に真姫ちゃんの好きなトマト買って行きます!」
ことり「あっそういえば、私も真姫ちゃんが欲しいって言ってたCDあったから持ってくるね!」
絵里「分かったわ。それなら一旦後で集合しましょう」
絵里「時間はそうね...1時間後ぐらいに真姫の家で」
希「じゃあとっておき持ってこよ〜っと」ニヤ
海未「それ、大丈夫なんですか...?」
希「ん?ちょっと気持ちよくなるだけだから別に問題は...」
海未「?」
希「多分ない!」
絵里「絶対アウトね、それ」 〜〜〜〜〜〜
絵里「とまあ、先に私達二人が着いてしまった訳なんだけど」
海未「まあ、予想通りと言えば予想通りなんですが...」スッ
【μ’s】(9)
にこ>ごめ〜ん少しだけ遅れるにこ〜☆許して欲しいにこっ☆ 18:00
ことり>道が混雑してて...ごめん!本当!! 18:00
希>もうちょっとで完成だから楽しみにしといて〜(●´ω`●) 18:03
穂乃果>財布落とした... 18:04
凛>近くのスーパーがトマト売り切れてたから、ちょっと買いに行ってくる! 18:06
花陽>@りん りんちゃんどこに居るの〜(´;ω;`) 18:08
(Unknownが退出しました)
(Unknownが退出しました)
絵里「...全く困ったものだわ」
海未「・・・あれ?」
海未「一つはにこがサブ垢を使っているから9人になるとして...」
絵里「どうしたの?」
海未「...真姫が抜けてますグループから」
絵里「あれ?そんなに真姫沸点低かったかしら?」
海未「いえ、これしきのことで怒るような人では...」
絵里「気になるわね...よし!先に私達だけで入りましょう」
海未「はい!」 絵里「失礼しま」ガチャッ
絵里「開いてる...」
海未「ホントですか?でも、真姫はいつでも施錠をすると言っていたのですが」
絵里「変ね...」
海未「?!絵里っ!!」
絵里「な、何よ...どうしたの?」
海未「そ、それ...!!」オロオロ
絵里「何?そんなに目大きくして...一体何が」
絵里「ひ、人っ?!」
絵里「死んでるっ...?!」 海未「あぁっ...」バタンッ
絵里「ちょっ!海未?!気を失わないでっ?!私もこういう展開で一人になるなんて嫌よっ!!」ビクビクッ
絵里「...?ってこれ」
絵里「海未、驚かすんじゃないのっ?!これ人体模型じゃない...」
海未「ふぇっ...じ、ジンタイモケイ?ですか?」
絵里「ちょっとやだ、もおぉっ!ほんとに驚かさないでよ!!」
海未「す、すいませんっ!そんな服着てる人体模型なんて分かるわけ無いじゃないですかっ?!」
絵里「なんで逆ギレしてんのよ」
海未「では、進みましょう...絵里が先頭で」
絵里「海未...あんた最低ね」
海未「ハウウゥゥッ!!」ビクンッ
絵里「いや、それ私の持ちネタあぁっ?!」 〜〜〜〜〜
絵里「というか何でこの時間で真姫の家は真っ暗なのよぉ電気つけなさいよぉ...」ビクビク
海未「え、絵里早く進んでくださいよ」ガシッ
絵里「海未がガッツリ私の全身を掴んでるからでしょっ?!」
海未「と、とにかく進みましょう」
〜〜真姫邸前〜〜
にこ「何してんのよあの二人遅いわねホント」
凛「遅いにゃ〜...」フアーア
希「じゃあ、それまでこの薬試してみる?♡」
6人「遠慮します」 〜真姫家探索組〜
絵里「スイッチ押しても照明は点かないし...」カチカチ
海未「なぜ、電気を止めているんでしょう...もったいない」
絵里「実は真姫この家だけ買って本当は電気止められてるんじゃ...?」クスクス
海未「そんな訳無いでしょう」クスッ
ガタアァァンッ!!
えりうみ「?!」ビクウゥッ!!
海未「な、何か倒れた音が...絵里急ぎましょう!!」
絵里「」アワァッ...
海未「ちょっと絵里?!泡吹いてる場合ですかっ?!ほら、早く起きてくだ...」
カランッカランッ...
海未「い、今の音は...?!」 海未「もう起きてっ...ホントッ!」
海未「 最低 ッッッ!!!」
絵里「ハウウゥゥゥゥッ!!」ガバァッ
海未「目は覚めましたか...?」
絵里「ご、ごめんね?一瞬気を失ってたみたいで...」ハァハァ
海未「いいんです。それより今何か変な音が絵里の後ろで」
絵里「私のうし...えっ?!」
海未「どうしました?!」
絵里「薬莢...何でこんな所に?」
海未「・・・どうやら真姫の様子を見に来ただけで終わりでは無さそうですね」
絵里「すぐに真姫の元に急ぎましょう!!」 メイ...ケンガハ...ニモノカ...
海未「この部屋から音が聞こえます!」
絵里「気を付けて...もしかして強盗かもしれない」
海未「?!・・・はい!」ゴクッ
絵里「せーので開けるわよ?」
えりうみ「せーの!!」
ガチャッ!! シ~ン
絵里「あれ?誰も居ない...」
海未「しかも聞こえていたのはテレビですね」
テレビは最近話題の武装勢力についての特集が流れていた
絵里「ま、真姫?!大丈夫?!」
海未「真姫?!真姫いい?どこに居るのですかぁっ?私達が来たからにはもう大丈夫ですよ?」
絵里「海未...」
海未「絵里、多分同じこと思ってます」
えりうみ「これ、外出中じゃない?」 絵里「もおぉ!何してるのよ私達!」
海未「そうですよね...普通に考えれば電気が点いていない時点で察するべきでしたね」
絵里「無駄に気を失ったじゃない...」
海未「私も醜態を晒してしまいましたしね」
絵里「まあ、お互い誰にも見られてなかったから別にいいわ...」
海未「ふふっ...それもそうですね!」
海未「この一部始終を見られてしまったら私のメンツが丸潰れです」
絵里「ホントよ...私も誰にも見られてなくて」
「最低ッッッッッ!!」
絵里「ハウウゥゥッ!!♡」 「最低最低最低最低最低最低最低最低最低最低最低最低ッッッッッ!!!」
絵里「ハウウゥゥウウウウウゥウッゥゥゥウウウッッ♡」ビクビクビクゥゥゥッッ!!
真姫「ふふっ...絵里にこんな趣味があったなんて...面白いわね」
海未「真姫っ?!無事だったのですねっ?!」
真姫「無事も何も大無事よ!勝手に二人が有りもしない心配をしてただけよ」
真姫は一段一段とゆっくりと階段から降りてきた
絵里「な、なら良かったわ...無事ならそれでいい...のよ」ビクッ
海未「でも、真姫...その格好は一体何なのですか?」
真姫「ん?あぁこれ?」
絵里「まるで映画みたい・・・」
真姫は全身を黒に染めたスパイスーツを身に着けて階段を降りてきた 服に密着したスパイスーツのお陰で真姫の美しいボディラインがより際立っていた
真姫「でも、ここまで来たってことは色々見たんでしょう?」
絵里「色々って...」
海未「薬莢のことですか?」
真姫「そっか...見たのね」
絵里「真姫、答えなさい」
絵里「あなたは、この長い間何をしていたの?まさか、このコスプレをしていただけなんて言わないでしょうね?」
真姫「んな訳ないでしょっ?!...違うわよ」ピッ
真姫はテレビのチャンネルを変えた
変えた先のテレビでも武装勢力について詳しく特集していた
真姫「皆には黙っておこうと思ってたのに...」
真姫「もう、これ以上他のメンバーには絶対口を開かないで?」
絵里「ええ。分かったわ」
海未「続けてください」ゴクッ 真姫「本当に信じられない話だと思うけど・・・」
真姫「これから言うことは全部聞き流してね。あなた達にまで迷惑かけたくないから...」スゥ...ハァッ...
真姫は大きく深呼吸をして話を始めた
真姫「私はμ'sを辞める」
絵里「ちょっ、真姫っ?!なんでいき」
真姫「と同時に!!」バッ
真姫は絵里を手で制した
真姫「二人共テレビを見て」
絵里と私はテレビに目を向けた
《武装勢力が何を企んでいるのか?周辺諸国にどれ位の影響が?》
《日本に対しての影響とは?日本人の被害者は?》
[今までの武装勢力とは違い、本拠点を都市部付近のタワーを強奪]
[尚、タワーはセキュリティーを最新の物に加え周囲の人々を人質に取っていることや、兵士で周りを囲んでいるとのこと]
[政府も迂闊に手を出せない状況にあるとのことです]
真姫「今、テレビでやっているこのタワー...」
画面には日本でも見たことがないアメリカサイズのタワーがそびえ立っていた
真姫「...私はここに潜入するの」 方向性が変わってきた
真姫ちゃんの家族が浚われたのかな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています