善子「となると、メンバーの誰かが触れてはいけない何かに触れたとか行ってはいけない場所へ行ったとか、そういう禁忌を犯した代償をみんなが受けているってことになるんじゃないかしら」
千歌「善子ちゃん、もっと……その、気取らない、分かりやすい言葉で言ってほしい」
善子「さっき言ったように、何かのきっかけでAqoursのみんなが呪われてるってこと」
ダイヤ「簡単に言ってしまえば、その呪いの原因を突き止めればよいということですわね」
善子「それから、別種Bと同種に関して言えば、ウイルス保有者を排除すれば問題解決じゃないかしら」
ダイヤ「呪いをかけている人物あるいは幽霊、化け物、妖怪と、ウイルス保有者は同一であると考えるべきなのでしょうか」
千歌「ウイルス保有者っていうのは……Aqoursにはいないよね?Aqoursじゃない人が呪いをかけてて、ウイルスで私たちを苦しめてるんだよね?」
善子「と、いうかね」
善子「私たち、本当に最初から9人で活動していた?っていう疑問が生まれ始めてるのよ」
千歌「えっなに言い出すの善子ちゃん……」