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曜「ちょっと……頭がついていけなくなりそう……Aqoursの半分以上が偽者なんて……」

曜「本人とは別個体として現れるドッペルゲンガーは感覚が鈍くて、花丸ちゃんが見分けられるのはドッペルゲンガーの病気にかかってる人ってことだよね」

鞠莉「病気ってそういう意味だったのね、私てっきり……無駄なこと調べちゃったわね」

花丸「ううん、曖昧な言い方しちゃったオラがいけなかったんだよ、ごめんね」

鞠莉「私、Doppelgangerなんていないって思いたかったの」

鞠莉「だってそんなの、Fantasyじゃない」

鞠莉「だから最初から病気関連のものを調べて、勘違いって可能性も考えて……」

鞠莉「でも、こんなに追い込まれてるのに……もう目をそらしてはいられないわね」

花丸「信じたくない気持ち、よくわかるずら」

花丸「マルだって……信じたくない、目を背けたい」

曜「現実を見ないことは簡単だけど、それじゃなんの解決にもならない」

曜「気の利いたことは言えないけど……うん、力を合わせてがんばろう!」