プルルルル プルルルル

千歌「うん?」ピッ

善子『もしもし、千歌?傍に曜いる?』

千歌「ううん、曜ちゃんは水泳部の人たちのとこ行っちゃった」

善子『そう、それはよかった』

千歌「……よくないよ」

善子『ああ、違うの、アレの件で千歌に来てもらいたくて』

千歌「あれ……アレね、うん」

千歌「曜ちゃんがいちゃだめなの?」

善子『そういうわけじゃないけど、曜はもうグループ抜けたから』

善子『抜けた人に話を持ちかけるのも筋違いでしょ』

千歌「うん、そうだね……」

善子『ま、とにかく生徒会室に来てくれる?話したいことがあるのよ』

千歌「んーわかった」