善子「えぇ…ついに私にも、天界からの帰還の命が下されたのよ…」

千歌「善子ちゃん、行っちゃうの…?」

善子「えぇ…天より追放されて、十数年間この地で堕天使として過ごしたけれど、やはり私は天使。天使ヨハネ。いずれ天界に帰らねばならない運命だったのよ…」シクシク

千歌「善子ちゃん…。善子ちゃん、私、悲しいけれど、でもちゃんと善子ちゃんのこと見送るよ。だって…善子ちゃんには気持ちよく、天界に帰ってほしいから…!」

善子「ありがとう、千歌。嬉しいわ、本当に…」

千歌「うん♪」シクシク

善子「じゃあ…そろそろ、お別れの時ね…」

千歌「本当に行っちゃうんだね…」

善子「えぇ…。さようなら!千歌!!」バッ

千歌「バイバイ!善子…いや、ヨハネちゃん!!」