千歌「それとも、警察呼ぶ?」ピタッ

曜パパ「やめてくれ!! いや、呼んでもいいから一度だけ……! 一度だけ出させてくれ!!」ビクッビクッ

千歌「……だってさ」

曜「分かったよ……」クイ

曜パパ「うぁっ♡」

曜「パパにしてあげられる最後の親孝行かもしれないね……」クイクイ

曜パパ「曜っ……♡ だめだ、そんなことしちゃいけない……!!」

千歌「あはは!! 娘に踏まれて……!」

曜「パパ……!」グイグイ

曜パパ「それ気持ちよすぎてっ……♡♡」

千歌「そっかぁ♡ おじさんはずっと、ずーっと娘に」

千歌「娘にこうしてほしかったんだねぇ!!?」

曜パパ「あっ〜〜〜〜!!!!♡♡♡♡♡♡♡」

〜〜

『次のニュースです。昨夜、十年前の誘拐事件の犯人が逮捕されました……』

曜「パパ……」グスッ

千歌「大丈夫だよ。パパなんていなくても曜ちゃんにはお父さんがいるんだから」

曜「そうだね……。ずっと帰ってきてくれないけどきっと海外で船長やってるんだよね……」

『犯人は誘拐の他に殺人の供述もしており……』

『警察は事件と事故の両面から捜査を進めています』

プツンッ


ゞ(終)