鞠莉「あれは橙(だいだい)の代わりに乗せているのよ」

曜「え、ダイヤさん?」

鞠莉「だいだい、よ」

曜「ああ、だいだい」

鞠莉「そう。その家の幸せが末長く代々まで続きますように、という意味が込められているみたいね」

曜「なるほど。ん?だいだいで、代々…」

鞠莉「千歌っちが聞いたら喜びそうね」

曜「あははっ、そうだね!」

――――――――

千歌「…くしゅん!」