鞠莉「鏡餅ってあるでしょ。あれは新年の神様である『年神様』をおもてなしするために、お餅をお供えするものだけど」

鞠莉「そのお餅には年神様の魂が宿ると考えられていて、これを『御年魂』として子供たちに分け与えたことが、お年玉の由来だそうよ」

曜「と言うと、お年玉の玉はもともとは魂の意味で、贈られてたのもお金じゃなくてお餅だったってこと?」

鞠莉「そういうこと。そして時代の流れとともに、今のようなスタイルに変化していったってことね」

曜「なるほどー!あ、鏡餅と言えば、前から気になってたことがあるんだけど」

鞠莉「何かしら」

曜「鏡餅の上にはみかん乗せるけど、あれはどうしてなの?」