穂乃果「敗北を知りたい」千歌「シンクロニシティ?」
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鞠莉「そう」
鞠莉「シンクロニシティ」
鞠莉「一見無関係に隔絶された物質や生物、果ては思想が」
鞠莉「地球規模で同時同様の変化を起こす」
鞠莉「そういう現象よ」
千歌「…それが一体…」
鞠莉「ここ数日中にここ日本…いや内浦にとってもワンダフルな人達が上陸する」 曜「海中の闘争は」
曜「いつだって絶望的だった」
曜「鋭い牙や毒を持った危険な生き物………」
曜「水温……水圧………呼吸…………そして違法漁船―――――」
曜「一つとして安易な敵はいない」
曜「幾多の海に潜りながら……武器と名を呼べるもの」
曜「銛一本すら拒みとおした……」
曜「自己(おのれ)を護るため肉体を武器化する戦慄の日々―――」
曜「果南ちゃんはその戦慄に慣れ始めたんだ……イヤ……生き甲斐(よろこび)すら感じていたようだった……」
曜「死と隣り合わせのはずの海中が………楽しい魚たちのパーティーの場になり始めたとき……」
彼女の背中に 鬼神(オーガ)が棲みついていた――――
曜「バーベルトレーニングなんかで造った不自然な筋肉じゃない………」
曜「闘いの中で淘汰され積み上げられた格闘(ダイビング)の結晶だよ」
ミシィッ……
海未「……これ見よがしに………………」 海未「強さとは力だッッ」
海未「強さとは筋肉だ」
海未「そう言わんばかりですね………………」
果南「そう…バカ力だけが自慢さ」
海未「……………良いでしょう」
海未「貴方が次に繰り出すであろう一撃………」
海未「“技”と…“力”と……私の全てを使って………」
海未「貴方以上の一撃で以て迎え撃ちます…………ッッ」グ……
曜「まだあるっていうのッッ!?この先がッッ」ガバッ
善ルビ「……………ッッ………」ガタガタ…
果南「…………」 海未(合気とは………相手の攻める力に自分の受け流す力を加えて返すもの………)
海未(ではありません)
海未(攻防の関係は重要でなく…重要なのは……)
海未(自分の力に相手の力を加える………)
海未(そこッッ)
海未(果南を撃つ私の拳の上に………)
海未(私を撃つ果南の拳の力を乗せるッッッ)
海未(守りの合気転じて…………)
攻めの合気!!!
海未(私にはできますッッ)
グ…
ズズ…
果南は既にゆっくりと振りかぶり始めている。海未はすり足で間合いを詰め始めた。 海未「……………」
ズズ…
果南「……………」グ…
ズズ…
ルビィ(………………ッッッ)ブルブル
ズズ…
善子(恐ろしい光景……………ッ)
善子(お互い……明らかに必殺の間合いに入ってる………ッッ)
善子(手を出せば必ず相手を倒せる距離………ッッ)ブルブル…
曜(よくやるよ二人とも………ッッ)ガチガチ…
果南「ッッ」ドバッ………
先に動いたのは果南だった――――。 海未(――この距離までよくガマンしましたね)
海未(松浦果――――――)バオッ
カッ
ズダアァァァッッッッ
お互いの右の拳がお互いの左頬を同時にとらえると、両雄は高速でほとんど真下に叩きつけられた。
曜「果南ちゃんッッ」
善子「果南ッッ」
ルビィ「果南ちゃんッッッ」
味方の名前を呼ぶ三人の声の後、気の遠くなる程の静寂―――。
モゾ………
三人「!!」
顔を上げたのは――――― 果南「……………」
善子「果南ッッ!!」
ルビィ「やったあッッッ」
曜「流石…………ッ」
ルビィ「果南ちゃあん!!」ダッ
曜「そりゃそうだ………」
曜(海未さんの最後の技がどんなのだったかはわからないけど………)
曜(“技”が想定してるのは人間だもの………)
曜(ライオンやトラぐらいだったら有効なのもあるかもしれない……)
曜(でも恐竜だったら?ゴジラだったら?惑星だったら?)
曜(鬼を出した果南ちゃんの打撃っていうのは…そのレベル……ッッ)
ルビィ「果南ちゃん?」
曜&善子「?」
三人はようやく、勝った果南の顔色が全く冴えないのに気付いた。 果南「………やっちゃった…」
ルビィ「え?」
善子「……何を…?」
曜「――――ッッ」
果南の返事を聞く前に、曜が答えに気づく。この中で最も果南の実力を知る曜が…………。
曜(そりゃそうだよ……………ッッッ)
ルビィ「え……………」
善子「嘘………ッッ」
倒れた海未の瞳孔は開いていた………。 善子「ま、ま、まだっ、心臓マッサージとかすればまだ間に合うかもッ」
果南「やった私がいちばんよくわかってるッッ」
果南「もう………終わってる」
果南「スクールアイドルが………人殺しなんて……」
敗北以下の敗北だ………
曜善ルビ「…………………」
果南「自首してくる」 果南は警察に出頭した。公園に取り残されたのは敗北者4人………。
曜「とりあえず、帰ろっか……」
善子「海未……さんは?」
ルビィ「……触らない方がいいんじゃないかなあ………?」
ムク…
曜善ルビ「」
海未「私の勝ち」 曜善ルビ「ワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
死んだはずの海未が起き上がって喋り出した。
海未「松浦果南…まさかこれ程とは………」ケホ…
海未「内浦最強の通り名……伊達ではないですね……」
曜「いやそういうモンダイじゃなくて…」
ルビィ「生きて……………たん…です…か……………」
海未「フフ…すごいでしょう…」
善子「イヤそうじゃなくて」
海未「確かに心臓は停止しました」
海未「瞳孔も開き」
海未「臨床学的には非の打ち所もなく 私の死亡は確認されたでしょう」 海未「その結果何が起こりましたか?」
『敗北以下の敗北だ………』
海未「戦った果南自ら認めたのです」
海未「私の勝利です」
曜「イヤ、それは海未ちゃんへの敗北じゃなくて」
ルビィ「勝負っていうか…」
善子「人間の道徳的な話で……」
海未「疑りますかァ!!!」
曜善ルビ「〜〜〜〜〜〜ッッッ」 海未「……………ならばよいでしょう」
海未「ここで貴方達を葬り去れば……」
曜善ルビ「!!」
海未「私の勝利に文句をつける者は消えます……」
海未「客観的に見ても…………せいぜい痛み分け」
曜「そんな身体じゃムリだよ」
曜「病院いこうよ」
海未「果南の精神的な敗北感に至っては今よりずっと――――」
曜「病院だよゥッッ!!!」ニギッ
フワッ
曜「!」
善子(合気……ッ)
ダァンッ 曜「ッッッ」
海未「ハッッ」ズチャ
倒れた曜の右足に海未は強烈な下段蹴りを入れた。
曜「ア˝ッッ」ビクン
善子「ちょ……」
ルビイ「ひぃっ………」
曜「〜〜〜〜〜〜〜ッッッ」ジタバタ
善子「ア、アンタ……ッッッ」フルフルッ…
海未「………武の本懐はたとえみっともなくとも勝つことです…」
海未「さァ」
海未「これでもう戦えるのは同じく身体の重いルビィと………」
海未「あとは貴方だけですよ………善子」
善子「ヨハネッッ!!!」 海未「…こんな時までその…」
善子「ヨハネ、ヨハネ、ヨハ、ヨハ、ヨハネッッ」ガクッ
海未「………!?」
曜ルビ「!!」
善子が突然頭を抱えて膝をついた。
ルビイ「どうしよぉッッこんな時に…ッッ」
善子「ヨハネッヨハネッヨハネッヨハネッッヨハネッッッ」ブルブル…
海未「なんです……?」
曜「海未ちゃん逃げろッッッ」 善子「」ピタッ
ぬ…
善子がゆっくりと、ゆっくりと立ち上がる。いや、それはもう善子ではなかった。
曜「ヨハネの…ッッご帰還だ……ッッ」
ヨハネ「気をつけいッッッッッ」ビリビリッ
曜ルビ「」ビシィッッ
海未「ヨハネ……ッッ!?」
海未(まさか………ッッ)
海未(二重人格……………ッッ!?) 希「そう、二重人格………猫かぶりとは違うよ?」
希「そりゃあ、裏表は誰にでもあるけど……」
希「そうじゃなくて、ほんとに、全然、別の人格なんよ」
希「例えば……うーん…そやなあ……」
希「あ、真姫ちゃんの話は、さっき花陽ちゃんと凛ちゃんに聞いたでしょ?」
希「あの真姫ちゃんも、むかーしは、全然別の人格があったんよ」
希「『彼氏いない歴17年』―――あの真姫ちゃんがそう言ったの………」
希「それが15歳の時………」
希「まあ、真姫ちゃんのソレは、もう完全に消えちゃったみたいだけど………」
希「ともかく、つまりもう一つの人格は……性格はもちろん、その人の意識の中では、年齢も、職業も何もかも…ふつうんときとは全然違うんよ」
希「だから、仮にその、もう一つの人格が……空手家だったり…軍人だったりしたら………」
希「そう、表に出てる人格が変わることで、その人の戦闘力が全然別物になるっていうことも、ありえるんとちゃう?」
希「…スピリチュアルやね………」 ルビィ「善子ちゃんが………ヨハネになっちゃった…………ッッ」
ヨハネ堕天!!
ヨハネ「ここは…………もしかして地上?」
ヨハネ「ということはあなたたちは下劣で下等な人間ということですか?」
曜 「…………ハイッ……」
曜(堕天使ヨハネ……不意に現れる善子ちゃんのもう一つの人格………ッ)
曜(その強さは……Aqoursで唯一“内浦最強の生物”果南ちゃんに匹敵するッッッ)
海未「フンッッ」
海未「たかが人格が入れ替わった程度で大した騒ぎようですね……」
ヨハネ「………」
海未「堕天使ヨハネさん……私と貴方の戦力差を例えるなら………」
海未「格兵器vs竹ヤリ……」ニヤリ
ヨハネ「あわれな少女…………」
ヨハネ「堕天使ヨハネに楯突く愚かを身をもって教えてあげましょう」 曜(駄目だ海未ちゃん……………ッッ)
曜(堕天使ヨハネは核をもってしたとしても殺せはしないッッ)
ヨハネ「どうあがいても堕天使には決して逆らえぬのが道理……………」
ヨハネ「さァ………いらっしゃい………」
ダッ
海未(貴方程度…拳を使うまでもありませんッッ)
海未「これですッッ」シュッ
フッ…
海未はヨハネの首にめがけて手刀を打ち込む。が、あろうことかそれはヨハネの足の下の空を切った。 海未「ッッ!?」
海未(飛………)
メギョッ
ヨハネは海未の顔面に着地した。
海未「〜〜〜〜〜〜〜ッッ」
ダァンッ
海未(今のは……跳躍………ッッ!?なんという速さと高さ……ッッ)
海未(私としたことが…油断しました……ッッ)
海未(身体能力……少なくとも脚力はさっきまでの善子とはまるで違うということですか…ッッ)
果南戦のダメージも尾を引いている海未はうずくまり、身体を休ませながら思考をめぐらせる。その途中で気づく。
海未(追撃が………来ないッッ!?) ヨハネ「………」
見ると、ヨハネはすぐ傍らに立って海未を見下ろしている。その眼は冷たくもあり、温かくもある………。
ルビィ「ヨハネは……刃向かってきた人にしか攻撃しない………」
堕天使の美学!!!
海未「ふ…」
海未「フハハハハハハハハ」
曜ルビ「………ッッ」
海未「なんとも虫唾が走るような美学があったものです……………」
海未「貴方達堕天使に比べたら人間のほうがはるかにエゲツない…」
海未「とにかく貴方は最大にして最後のチャンスを失ったのですッ」スクッ
海未「ハアッッッ」ボッ
海未は立ち上がると目の前のヨハネに正拳を打ちこんだ。 スカッ
海未「!!?」
海未の攻撃はまたも空を切った。今度はヨハネはまだ目の前に立っている………。
海未「……………ッ」
海未「くッ」バッ
面食らいながらも海未は切り替えて左の掌底を繰り出す。が、ほとんど棒立ちのヨハネに対してこれも当たらない………。
海未「はッ」ゴッ
当たらない。
海未「ぐっ」ガッ
当たらない。
海未(な……ッッ)
海未(何故命中しないのですッッ!?)ダラダラ ヨハネ「何故命中しないのですッッ!?」
海未「!!?」ビクッ
ヨハネ「――――と………アナタは考えていますね………」
海未「―――ッッ」
ヨハネ「今こそ教えましょう」
ヨハネ「脳内に響く堕天の輝きが全て教えてくれるのです」
海未「………………ッッ」
ヨハネ「敵であるアナタの作戦・闘志・士気すべて」
堕天使ヨハネの魔眼が その全てを見通すのです!
海未「馬鹿な…………ッッ」
ヨハネ「堕天したばかりではありますが……………」 ヨハネ「堕天使の私にとって地上の輝きはあまりに眩しく…………」
ヨハネ「地上の人間とのかかわりはあまりに穢れを伴います……………」スッ…
海未「………!」
ヨハネは見とれる程美しい流れるような動きで海未の背後に回り込むと、腕を海未の首に巻き付けて足を絡めた。
ヨハネ「これ…最後の技です……………………」
海未「…くっ……」ガシッ…
ヨハネ「この技を最後に私……………津島善子に戻ります………………」
ヨハネ「その時あなたが立っていたら……………」
あなたの勝ちです!!
ギチィッ………
曜(堕天流奥義ッッ)
ルビィ(堕天龍鳳凰縛………ッッ!) ギュゥゥ〜〜〜〜〜ッッ
海未「………くっ…………」プルプル…
海未(こんなもの…………ッッ)
海未(こ……ッこん……な……ッッ)
海未「…………ッハァ………」ギリギリ…
曜(無理だよ……海未ちゃんにどんな技があっても…)
ルビィ(完全にキマった裸締めは絶対に逃げられない………ッ)
海未「…………」ダラリ………
返せる技が………ない……………
海未「」ガクンッ
結 着 ! 海未「…………」パチ…
海未が目を覚ますと、そこはまだ例の公園だった。
善子「!」
果南「ん」
ルビィ「海未さんが………」
曜「おおっ…」
海未「…………そうですか………」
海未「倒されてしまいましたか…………」
果南「海未さん」
海未「………!」 果南「百年経ったら………なんて意地悪は言わないからさ」
果南「また闘ろうよ」ニコッ
海未「…ッッ」
海未「………………」
海未「………………………」ツー…
海未「…次こそ……ッッ」
海未「次こそ勝ちます…………ッッ」
曜「あーッ、それなら――――」
曜「私だって、海未ちゃんにリベンジしたいでありますっ!」ケイレイッ
善子「堕天使ヨハネは何物も拒みません…聖なる意志が…」ブツブツ
ルビィ「ル…ルビィも………それに、きっと、お姉ちゃんも…」グッ
海未「はい………ッ……はい………………ッ」グス
破られぬ口約束………。
園田海未、自らが求めた、自らが認められる敗北―――生涯初にして、“日に2度”の敗北――――。最凶死刑囚残り一名。 がんばれ
単純にバキがおもしろいだけの打線にかすりもしない内容だけどがんばれ 原作パロとラ要素との混ぜ方の上手さが笑いを生み出してて面白いぞ
誰にでも出来ることじゃない
パロディってだけで評価されないのは悲しいなぁ 彼氏いない歴17年ワロタ
でも確かに刃牙がおもろいだけだね 克己vs花山戦の末堂加藤のエールのパロで
殴り合いしてる海未果南の横でダンスの練習しだす曜とルビィはあまりにもシュールすぎる
強くなれるわけねーだろw >>390
そうだよ
かつては勇次郎と並ぶ存在とされていたガイア戦だよ
今や本部の弟子に成り下がってるけど ・日が変わって。鞠莉の家。鞠莉と3人。
鞠莉「いよいよ残るは高坂穂乃果さん1人ね。こっちは――――」
果南「私………と…」
善子「ギランッ」
鞠莉(……まあ…順当といえば順当ね……)
鞠莉(でも……これまでの傾向からいって一度ヨハネが昇天すると再堕天までにはかなりのインターバルが必要………)
鞠莉「実質、果南オンリーだね」ハァ
善子「なーんーでーよーっ」
曜「…私も、一応歩けるから……」
果南「曜はもうダメ。ゆっくり休んでて」
善子「そうよっ怪我が長引いたらどうすんのッッ」
曜「アハハ……ごめん………」シュン 鞠莉「…曜は、千歌っちのケアをお願い」
曜「千歌ちゃんの?」
鞠莉「ケッコー落ち込んでるみたいだからね」
・河原
花丸「ナルホド………」
花丸「それで今日千歌ちゃん元気なかったずらか………」
千歌「……ウン………」
千歌「みんなが言ってることはワカるよ」
千歌「私みたいな普通怪獣じゃμ'sの相手はできないって………」
花丸「…………………」 千歌「でもさ」
千歌「1番大切なのはできるかどうかじゃない 」
千歌「やりたいかどうかだよッッ」
千歌「勝てるからやる、負けるからやらない」
千歌「そういう闘いじゃあないでしょッッ!!」
花丸「…………」
千歌「μ'sはトーキョー代表として、明日を捨てて向かってきてるんだよッッ」
千歌「それなのにAqoursのリーダーの私が……」
花丸「千歌ちゃん」
千歌「…?」
花丸「マルにこの闘いを教えてくれてありがとう」
千歌「……………………」
千歌「あっ…………」
千歌(そういえばこの件は花丸ちゃんには秘密に………) 花丸「果南ちゃんの喧嘩を見て………なんとなくはわかってたんだけどね…」
千歌「…花丸ちゃん………」
花丸「いっつもそうずら」ギロッ
千歌「ッッ」
花丸「強くなるんだ」
花丸「勝つんだ」
花丸「負けられないんだ」
花丸「文学少女のマルは」
花丸「いつだって」
花丸「いつだって蚊帳の外ずら」
千歌「……………ッッッ」
千歌「…ゴメン……」 花丸「もう……負けられない」
花丸「最強を目指す本能なんてタカが知れてるずら」
最愛に比べたら 最強なんて
千歌「………………」
千歌「それが花丸ちゃんの闘いなんだね」
花丸「そして千歌ちゃんの闘いずら」
千歌「―――――――ッ」
花丸「千歌ちゃん」
花丸「強さって…………………」
花丸「強さっていったいなんだろう」 ・とあるホテル。301号室。
にこ「ハァ?」
にこ「敗北を知りたい?」
穂乃果「うんッ」
にこ「…それでわざわざこんなところまで来たワケ?」
穂乃果「そうだよ?」
にこ「…………呆れた。よっぽど暇なのね、アンタ達………」
にこ「だったら私が今、教えてあげるわよ、敗北を」
穂乃果「にこちゃんがッッ!?」 にこ「そ」
にこ「もっとも、アンタが期待しているようなもんじゃないでしょうけどね」
穂乃果「………?」
にこ「ジャンケンよ」スッ
穂乃果「………え?」
にこ「敗北を知りたいんでしょ?だったらこれで教えてあげるって言ってんの」
穂乃果「…………?」
にこ「ほら、いくわよ」
にこ「じゃんけん、
穂にこ「ぽ」
穂乃果「………」パー
にこ「………」グー
穂乃果「にこちゃん………?」ニヤニヤ
にこ「もう一回ッもう一回よッ」 穂乃果「じゃん」
にこ「けん」
穂にこ「ぽ」
穂乃果「………」チョキ
にこ「ホラッホラ見なさいッ」グー
にこ「これで私の勝ち、アンタは負け」
にこ「良かったわね、敗北を知れて」
穂乃果「……………」
にこ「くだらないって思った?おんなじよ。アンタらのやってることはコレとおんなじ」
にこ「スクールアイドルが、実戦だ、喧嘩だ、殺し合いだ」
にこ「関係ないでしょうが」
にこ「スクールアイドルっていうのは、ステージの上で……」
穂乃果「にこちゃん」 穂乃果「私は負けてないよ」
穂乃果「今も」
にこ「………?」
穂乃果「覚えておいた方がいいよにこちゃん」
この世には 石をも断ち切る鋏があるということをッッ
にこ「……………いや、…」
ピンポーン
二人「!」
にこ「……何、誰か呼んでるの?」
穂乃果「ふふ………身に覚えはあるかな…………」
にこ「………なによそれ」ズチャ…
にこ「開けるわよ」
穂乃果「うんッ」
ガチャ… にこ「!」
にこ「外から逆に廻してるッ……」
にこ「おッおッお!?」ググググ
にこ「なんて握力よッッッ」メキメキ
???「高坂穂乃果…………………………」
にこ「ヌウッ!?」
メキュッ
メキュメキュメキュ…
にこ(ちょ………ドア……ブチ壊し……)
メキィ!
果南「おジャマするよ」 にこ「……………アンタは………」
ドッ
にこ「………ッッ」
果南はにこを突き飛ばすとずかずかと部屋に入り込んで穂乃果の前に立った。
果南「Aqours正戦士、松浦果南だよ」
果南「敗北を知りたい………んだったよね?」
穂乃果「…………」
穂乃果は椅子に座ったまま白い歯を見せる。
穂乃果「いいよ」
にこ「ちょっ………アンタら…………」
穂乃果「きなよ」
グニャァ………
にこ「こんなところで………ッ」
果南「理解が早いッッ」ブンッ
ドッ 果南「!」
バシャァッ
果南の拳は穂乃果の顔面に向かって水平に振りぬかれた。穂乃果は椅子ごと真後ろへ吹っ飛び、その身体は窓ガラスを突破して外へ飛び出す。が―――――
タンッ
通行人「キャアアアアアアッ」
通行人「なんだなんだ!?突然!!!」
果南(今の感触…………)
果南(当たってないッッ)バッ
見下ろすと、穂乃果はしっかりと二本の足で立ってこちらを見上げている。内浦最強の拳を浴びたばかりのはずのその顔は全く綺麗である……………。
穂乃果「不思議だねェ」
穂乃果「顏がつぶれてない」ニッ 果南「…フフ…」ダッッ
ダァンッ
通行人「うわッッ」
通行人「また誰か来たよッ」
果南「面白いね………」
果南(出し惜しむ事態(とき)じゃない)
ミシィッ…
通行人「オイッポニーテールの背中…………ッ」
通行人「おッ鬼の貌だ―――ッッ」
穂乃果「出し惜しみを拒むその感性(センス)」
穂乃果「嬉しいよ」
サラリーマン「ア〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」
ホテルの窓ガラスをブチ破って、突如上から降って来た二人の少女に驚き、騒ぐ通行人たち――――その中の一人が一際大きな声をあげた。 サラリーマン「穂乃果だッッッ」
穂乃果南「!!」
通行人「穂乃果ァ!?」
通行人「穂乃果って………あの………」
ザワザワ…
μ'sのセンター高坂穂乃果かよッッ
神様じゃねえかッッ
通行人「ホンモノか!!?」
通行人「生で見れるなんてッッ」
通行人「カワイイ〜♡」
穂乃果「………あちゃ〜………」 女子校生「ちょっと待ってッッ」
女子校生「あっちは果南ちゃんだよッッ」
女子校生「Aqoursの松浦果南ッッ」
通行人「ウワァ果南だァッ」
通行人「チャンピオンじゃねーかッ」
通行人「カッコイイ〜〜〜ッッ」
果南「……………」
果南「参ったねこりゃ…………」
“伝説”と“王者”――――Aqoursのお膝元であり、スクールアイドル文化が特に強く浸透しているこの内浦で、二人の正体がバレるのは必然だった。
にこ「これでわかったでしょ………」ズチャ…
穂乃果南「!」
にこ「高坂穂乃果と松浦果南が人知れず闘っていいワケないのよォォォッッッ」 ワアアアアアアアアアッッッッ
通行人「穂乃果と果南が闘るだってェェ〜〜〜〜〜ッッッ」
通行人「史上最大の対決だァ――――ッッ」
通行人「試合(ライブ)見てえェ〜〜〜〜〜〜…」
通行人「なんで隠すんだよォォッッ」
通行人「何年待ったと思ってるんだァァッッ」
穂乃果「…………どうする?果南ちゃん」
果南「………どうするもこうするもないでしょ…………」ハァ
スクールアイドルやってんだもの…………
高坂穂乃果vs松浦果南!!スクールアイドル史上に残る大試合(ビッグマッチ)は内浦のスタジアムで正式に行われることがただちに決定した!!
そして当日!!! ・スタジアム、客席。
ガヤガヤ…
絵里「真姫の奢りのジュースは、おーいしーいなーッッ♡」
真姫「一体どうしたのよ絵里は…」ハァ
海未「元々こんなものでしょう………そんなことよりことりの姿が見えませんね………」キョロキョロ
ルビィ「穂乃果さんと果南ちゃん………ッ」グッ
鞠莉「泣いても笑っても、これが最後のバトルね………」
善子「……………」キョロキョロ
善子「千歌はまだ拗ねてんの?」
梨子「曜ちゃん、話した?」
曜「……それが………」 ・控室
ダイヤ「…………………はあ?」
千歌「私がやる」
果南「……………」
千歌「今日の試合(ライブ)」
千歌「私が出る」
ダイヤ「…………」
ダイヤ「………千歌さん」オッホン
ダイヤ「自分の言っていることがワカっているのですか?」
ダイヤ「この試合………高坂穂乃果vs松浦果南」
ダイヤ「ソレを目当てに既に何千人というお客様が集まっているのですよッッッ」
千歌「ワカってる」
ダイヤ「ワカっていないでしょうッッ」 果南「ダイヤ」
ダイヤ「!」
果南「そうじゃないでしょ」
果南「一番大事なのはソッチじゃない……………」
ダイヤ「果南さん…………」
果南「千歌………」
果南「スクールアイドルにとって一番大切なことは何?」
果南「“生き延びる”ってことだよ」
果南「お客さんを笑顔にさせるためにも、自分たちが輝くためにも……」
果南「“生還できる”相手としか闘っちゃいけない…………」
千歌「……………」
果南「千歌じゃ無理なんだよォッッ!!」 千歌「…………ラブライブで優勝目指してるときもさ…」
千歌「こうやって意見がぶつかることもあったよね」
千歌「そんなとき果南ちゃんは決まってこう言うんだ」
千歌「同じスクールアイドル同士じゃんか」
千歌「組手でカタつけようよ……てね」スッ
ダイヤ「ちょ………千歌さん…………」
果南「……………」
千歌「やらないなら背後(うしろ)から蹴るよ」
千歌「それともまさか…」
千歌「私なんかにビビってるのかなん?」
果南「」ビキッ
ゾワァ…
ダイヤ「果南さんッッ安い挑発に乗らないでくださいッッッ」 果南「………………」
果南「…ワカってるよ……」フウーッ
果南「ホラ千歌」
果南「組手ならいつでもつきあってあげるから…」
千歌「やっぱりビビってる」
千歌「果南ちゃんらしくもない」
千歌「私が対決を口にした時点で」
千歌「飛びかかってくるのかと思ったよ」
果南「………」
千歌「ヘッ」
千歌「なんだか気が抜けちゃったよ…」ズチャ…
千歌は手をポケットに突っ込むと果南の目の前に歩み出た。
千歌「どけよ」
千歌「内浦最強の女……………」 果南「」ブチンッ
果南「……………」
果南「もう…」
果南「取り消せないよ」
ダイヤ「果南さんッッッ」
ダイヤ「千歌さんもッッ一体どうしたというのですッッ!?」
果南「ダイヤ」
果南「試合(ライブ)開始まで何分ある?」
ダイヤ「………あと…10…イヤ…8分です」
果南「そんなにあるならなんの問題もないでしょ」
果南「1分で終わらせる」
千歌「へえ…果南ちゃんもそのつもりなんだ」 保守感謝
あんま進んでないけど今回はここまで
次でほんとに終わるハズ にこ「!」
にこ「外から逆に廻してるッ……」
にこ「おッおッお!?」ググググ
にこ「なんて握力よッッッ」メキメキ
???「高坂穂乃果…………………………」
にこ「ヌウッ!?」
お前ここやりたくて仕方なかったろw ガイアの設定を板垣先生より上手く回収するのはNG
でも板垣が悪いからしょうがないね 予想は裏切り期待は裏切らない系の漫画って十中八九グダグダになっていくよね
やはり創作は程よい長さで締めるのが1番やで 果南「ヂャッ」
千歌「!」
バオッ
千歌「ッッ」
千歌(か……ッかわした………ッ)
千歌(かろうじて…………ッ)
ダイヤ(千歌さんは………自分で卑下されているほど“普通”ではありません)
ダイヤ(運動能力はAqoursでも上位)
ダイヤ(徒手の格闘なら全スクールアイドルの上位1%には入るでしょう)
ダイヤ(が―――――)
果南「甘いッッ」ドッ
千歌「――――ッッ」
ドボォッ
千歌「ッハァッ」ドッシャァァァァァッ
ダイヤ(いくらなんでも果南さんの前に立つというのは…………) 千歌「ハァ………ハァ………」ヨロ…
ダイヤ(こんな言い方はしたくありません……………したくありませんが………………)
格が違いすぎる!!
果南「幸いだったね、手加減に手加減したこの私のパンチで………………」
果南「でも千歌………」
果南「今のが海未さんのだったらあの世行きだったよッッ」
果南「海未さんだけじゃないッッ」
果南「ことりさんの手榴弾でもッ真姫さんのキックでもッッ絵里さんのディープキスでもッッッ」
果南「μ'sと戦うってことはそういう………」
千歌「エフッエフッエフッ」
千歌「ハハハハハハ」
果南ダイ「!!?」 千歌「『海未さんだったら』だってェ!!?」
千歌「どんなに危険を煽っても想像はあくまで想像」
千歌「実際に海未さんだったら私の動きだって違うし」
千歌「なんの意味もないハナシだよ」
果南「………」ザッザッ
ダイヤ「!!」
ダイヤ「果南さんやめッッッ」
果南「この馬鹿ァ!!!」バチィィン
千歌「」グルンッ
ゴシャァッ
ダイヤ「〜〜〜〜〜〜〜ッッッ」
ダイヤ「千歌さんッ千歌さんッッ」ユサユサ 千歌「………ッ」パチクリ
ダイヤ「………!」ホッ…
ダイヤ「果南さんッッッ」
ダイヤ「今のはほとんど本気でしたでしょうッッッ!?」
果南「過保護がすぎるよダイヤは」
果南「ちゃんとギリギリの塩梅で加減はしてるから………」
ダイヤ「貴方の加減などまるで信用………」
ヨロ…
果南ダイ「!!」
千歌「なァんだ……………」
千歌「ぜんぜんたいしたことないじゃん…」ニィ…
ビチャッ… 千歌「ケホッケホッ」
千歌「ホラ……どうしたの果南ちゃん?」
千歌「1分にはまだ時間があるよ…………」ヌグッ
続きを!!
果南「……………」
ダイヤ「なっ…………」
ダイヤ(なんというやせ我慢……………ッッッ)
ダイヤ「千歌さんッもういい加減に」
千歌「やっぱり果南ちゃんは強いや」
千歌「本番までとっとくつもりだったけど………しかたないね………」
フウーーーッ
千歌「……………」ザッ……
ザッザッザッザッザ…
深いため息を終えると、千歌は身体を小さく上下に揺らし始めた。 ダイヤ「!!」
果南(千歌がフットワークを……?)
ダイヤ(このステップは…………まさか…………ッッ)
千歌「いくよ果南ちゃん…」ザッザッザッザ……
千歌「トウッ」シュバッ
果南「!」
ゴッ
果南「…………ッ」コテン
千歌の右フックが果南の頭を捉え、果南は片膝をついた。
ダイヤ(間違いありません…………ッッ) 千歌「………フウーッ」ザッザッザッザ…
果南「ビューティフル…………」
ダイヤ(ボクシングを基調に進化し………)
ダイヤ(打(パンチ)・突 (ストライク)・蹴(キック)・組(グラップル)・投(スラム)・極(キャッチ))
ダイヤ(その全てを想定した全局面対応型闘争術)
ダイヤ(μ'sと同じ時代に神と呼ばれたあのスクールアイドルグループの一人が開発したことから)
ダイヤ(そのグループの名をとって通称――――)
マホメド・A-RISE流拳法!
ダイヤ(千歌さんが習得していたとはッッ) ダイヤ(先ほども申しましたが、千歌さんの運動能力は十二分に高いレベルにあります)
ダイヤ(その中でも特筆すべきは)
ダイヤ(ソフトボールや卓球に鍛えられた反射神経と)
ダイヤ(ロンダートからのバク転という離れ業を可能にする足腰のバネ)
千歌「……………」ザッザッザッ…
ダイヤ(つまるところ、千歌さんとマホメド・A-RISE流拳法は………)
ダイヤ(すこぶる相性が良い!!)
千歌「とりゃッ」バッ
ダイヤ(のですが…)
果南「甘いッッ」パシッ
千歌「!」
ダイヤ(残念ながら未完成) ダイヤ(千歌さんの闘い方の到達点………鍛錬の方向性としては正しいのですが)
千歌「ヤバッ」
果南「ホラ」グ…
果南「おいただよ」
デコピンッ
千歌「〜〜〜〜〜ッッ」ゴッシャァァァッ
ダイヤ(あまりに実戦経験が足りませんね)
ダイヤ(果南さんの相手をするにはまだまだ不十分)
果南「これでハッキリわかったでしょ」
果南「今の千歌じゃどうやったって………」
千歌「譲れないッッ」
ヨロ…
ダラ…
果南のデコピンが直撃した額から血を流しながら、千歌はまた立ち上がった。 果南「…………………」
千歌「ここを譲ったら私は一生穂乃果さんと対等になれない」
千歌「他では勝てなくてもいい」
千歌「だけどここまで果南ちゃんに譲っちゃったら」
千歌「私は一生Aqoursのほんとのリーダーにはなれないんだッッ」ダラダラ
ズズ………
血で顔を赤く染めながら千歌が前に出る。
果南「……千歌……………」
果南「…………」
果南「ダメだってば…ッ」グッ
ハグウッ
ギュウウウ~~~ッ
千歌「私が………やる………ッッ」ダラダラ
ズ………
ダイヤ(なおも下がらない………ッッ) 千歌「私が…………」ダラダラ
ズ……
果南「………ッッ」
果南「………………………」グッ………
果南「千歌ァッッッ」
ガバッ
ダイヤ(顔面にハグ…………ッ)
ギュウウウウ~~~~~ッッッ
果南「!」
ズ…
千歌「やる……ッ」ダラダラ
ダイヤ(千歌さん…………) ズズ…
果南「…………」ズサ…
果南「!」
ピタッ……
果南(壁際まで………ッ)
ダイヤ(攻撃しているのは果南さんですが……………)
ダイヤ(追い詰めているのは千歌さんですわ………………!!!)
千歌「穂乃果さんは 私が倒す」ダラダラ
果南「…………」
果南「ありがとう…………千歌…………」
果南「偉大なリーダー……………あとは頼んだ………………」ギュッ………
ダイヤ(勝負ありッッ、ですか………) スタッフ「ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!?」
スタッフ「果南ちゃんじゃなくて千歌ちゃんが闘るゥ〜〜〜〜〜ッ!!?」
果南「ハイ」
ダイヤ「勝手を言って本当に申し訳ございません」
ダイヤ「が―――」
ダイヤ「これは決定事項ですわ」
スタッフ「決定事項って……………困るよそんなこと〜〜〜〜ッ」
スタッフ「だってもう客が……………………」
ダイヤ「お客様には、私達から誠心誠意説明を申し上げます」
スタッフ「しかしねェ〜〜〜〜〜……」ポリポリ
スタッフ「で、その千歌ちゃんは今どこにいるの?」
果南「そこに……」スッ
千歌「…………ハッ…………ハッ…………」ノソ………ヘナ…
スタッフ「えッちょッッこれは………ッ!?」 ダイヤ「ウォームアップですわ」
スタッフ「ウォームアップ………って…」
千歌「……………ハッ…………」ヨロ…
スタッフ「頭から血ィ流してッ立ってるのもやっとでッッ」
スタッフ「こんな怪我人を戦わせられるわけがないだろうッッッ」
スタッフ「殺すつもりか君らは、ええ?」
ダイヤ「おだまらっしゃーーいッッッ!!!」
スタッフ「〜〜〜〜〜〜〜ッッッ」
ダイヤ「タンパク質とカルシウムでしか人体を語れない人にはワカらない世界もあるのです」
ダイヤ「と・に・か・く」ギロリ
ダイヤ「私どもAqoursの意志は変わりませんので」
ダイヤ「穂乃果さんにそうお伝えくださいませ」
スタッフ「……そうだッ、それよッッ、相手がいることだからッッッ」
スタッフ「穂乃果ちゃんがなんて言うかなァ〜〜〜」 ・数分後
スタッフ「穂乃果ちゃんは千歌ちゃんの挑戦を受諾しました……………」クヤシゲ
果南「おー」
ダイヤ「流石…………」
スタッフ「ただし」ビシッ
スタッフ「条件はベストコンディション」
スタッフ「最高の状態でステージに立てと」
果南ダイ「……………」
スタッフ「ワカりますゥ?」ニヤリ
千歌「……ハッ…………ハッ………………」ヨロ…ヘナ…
スタッフ「そんな状態ではとてもとても……」 千歌「……ハッ…………ハ……」………スッ…
スタッフ「!」
千歌「…ハッ……ハッ……」…スッ……サッ……
スタッフ(…………あれ……?)
千歌「ハッ…ハッ…ハッハッ」シュッ…シュバッ…
スタッフ(…………なんか…………動きが………)
千歌「ハッハッハッハッハッハ」シュバババババババ
スタッフ(エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!?)
ダイヤ「ベストコンディション」
果南「なんの問題もないね」
クルッ
果南ダイ「スゴいね、人体♡」ニィッ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています