そうやって哀れむような目で私を見つめてきた。宝石のような目が私を惑わせる。トゥンク……じゃなくて、違うわよ! 不憫とか言わないでよ

にこ「元々その日は練習の日だったから行かない予定だったのよ。勝手に変なこと言わないで」

真姫「まあ、そのおかげでこうして二人きりになれたからいいんじゃない?」

にこ「それもそうね。」

真姫「……」

にこ「……」

真姫「…………」

にこ「…………」

これはあれね。「二人きりになったはいいものの、一旦会話が止まってしまうとどうやって話題を切り出そうか分からなくて硬直状態になる現象」ね。