一方、切れ目の入った小さな棒を持つメルヘン女と対峙していたことり、

ことり「ほのかちゃんにもあんな事を…」

ことり「貴方たちなんなんですかっ」プンプン

「そのうちわかるわよ」プワプワ

メルヘン女は会話を交わしながら先程と同じように息を吹いてシャボン玉を作っていく、

ふわふわ   プワプワ

そしてそれらが流れるのはことりの方向

ことり「ずるいっ」ズリ…

こちらへ寄ってくるシャボン玉からなるべく離れようと、ことりはメル女から目を離さないようにしながらゆっくり離れていく

「ねぇ、貴方たちの友達助けに来たなら車に乗ってるわよ?近づかなくていいの?」

ことり「近づけないよっ、そんなの」プンスコ

「…まぁそうよね」フゥ-

そう言うとシャボン玉に直接息を吹き掛けるメルヘン女、透明な浮遊玉はその息吹きでことりへと一層迫っていく

フワァッ

そして、

───────バンッ

ことり「…きゃっ」

ことりの近くでシャボン玉は爆発し、ことりは悲鳴を上げる