少しだけ前進することができたことぱなだが…

ふと、視界の上をかすめたものへ視線を向けると

ことり「ハノケちぇんっ!」

穂乃果がポニテ女の不気味に伸びた腕に捕まれ、空中で宙ぶらりんになっていた

花陽「そんなっ」

「そっちに気を向けてて良いの?」

だがそんな間にも多くのシャボン玉が今度は二人の間に迫ってきており、

花陽「ことりちゃんっ!」

ことり「うんっ…」サッ

ことりと花陽は反対方向に避けざるをえず、分断されるような形になる。