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鞠莉「梨子っちお待たせ、少しなら大丈夫よ」

梨子「すみません小原先輩」

鞠莉「マリー」

梨子「……」

鞠莉「マ・リ・イ」

梨子「鞠莉……先輩」

鞠莉「んもう、梨子っちの噂、三年まで聞こえてるのよ?」

梨子「……」

鞠莉「同い年なんだから先輩なんて付けなくていいわ」

梨子「……鞠莉さん」

鞠莉「んー、まぁそれでいいわ、で、用ってなぁに?」

梨子「渡したいものがあるんです、私の家がすぐ近くなんで来てもらえますか?」

鞠莉「OK♪」

梨子「こっちです」