千歌「部活になってないからおおっぴらに出来ないよー……誰か知ってる人入学したっけ?」
曜「知ってる人だとルビィちゃんとマルちゃんくらいかなぁ」
千歌「んむむ……」
果南「どっちもそういうのあんまり好きじゃないかもねー」
梨子「……?」
果南「今言った2人も幼馴染みでね、今年1年生なんだけど私らと違ってお堅ーい家柄なんだ」
曜「ルビィちゃんは昔からこの辺りの大地主のお家だし、マルちゃんはこれまた古ーいお寺の一人娘なの」
梨子「そう……」
千歌「とりあえず聞くだけ聞いてみよーっと」
果南「マルって携帯持ってたっけ?」
曜「私たちが中学卒業した時はまだだったけど?」
果南「……やっぱり勧誘は難しいかもね」