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母「どうだった?学校?上手くやれそう?」

迎えに来た母の車に乗り、また少し居心地の悪さを感じながら帰路につく

梨子「……うん」

母「全部話したんだってね」

梨子「……うん」

母「……お母さん安心した」

梨子「……え?」

母「記憶が無くなっても梨子は梨子のままなんだなって」

梨子「……」

母「昔から大人しくて引っ込み思案だったけど……いざって時にはちゃんと立ち向かえる強い子だったから」

梨子「……」

母「挫けそうになったらちゃんと頼ってね、梨子の記憶があっても無くてもお母さんは梨子のお母さんなんだから」

梨子「……うん」