千歌「いや、なんとかなる!なんとかする!」

曜「そんなこと言ってなんとかなった事ないでしょ……」

千歌「グサァッ!!」

曜「もう……とりあえず頭冷やして、ね?」

千歌「はぁい……」ガクリ

曜「梨子ちゃんもごめんね?」

梨子「いえ、私は……」

曜「でもさ、もしほんの少しだけでも興味が湧いたら…私も梨子ちゃんとスクールアイドルやりたいかな」

梨子「……考えておきます」

曜「ありがと♪ほら千歌ちゃん!ぐだくだしてたら連絡船乗り遅れるよ!果南ちゃんのところ寄るんでしょ?」

千歌「やばっ!?そんな時間!?梨子ちゃんまた明日!」

梨子「うん、また明日」

曜「バイバーイ♪」

まるで嵐のような一日だった
ただ千歌さんがすぐに勧誘にくるものだから、物珍しそうに見てくる他の生徒達が近寄れなくなっていたのは、正直なところありがたかった