シスター「ただ、善子さんにはこういう話が必要だった」

シスター「つまりはですね、この話は運の悪い彼女が前向きに人生を歩むために」

シスター「そう自身に言い聞かせている、いわば自己暗示のようなものだと私は解釈しています」

シスター「ですが、重なったんでしょうね…そういうところが」

ルビィ「じゃあ、ヨハネちゃんは…」

シスター「ええ、あの天使は善子さんに自分の面影を垣間見たんですよ」