凛「とってもとってもMIRACLE〜♪」
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凛「じゃーね、かよちん!また明日!」
花陽「うん、凛ちゃん、またね!」
花陽と別れて帰路につく凛。
凛「んーーー!今日もかよちんとお買い物、楽しかったにゃー!」
凛「かよちんとおそろいのかわいいスカートも買ってきちゃったにゃ♪」 凛「かよちんが選んでくれたスカート、本当にかわいいにゃ」
凛「凛じゃかわいく履けないんじゃないかなって不安だったけど……」
凛「かよちんが、『凛ちゃんなら大丈夫!』って言って買ってくれたんだよね♪」
凛「凛もかよちんに似合いそうなスカート買ってあげたんだにゃ!」
凛「明日が楽しみ!今度は真姫ちゃんとにこちゃんも一緒に、4人で街へ行くんだ!」
凛「そこで、凛とかよちんがお互いに買ったスカートをお披露目するんだ」
凛「かよちんは絶対にかわいいんだけど、凛もかわいくなるために頑張らなくちゃ!」
ひとりごとを言いながら帰る凛。
明日への期待を胸に、一歩ずつゆっくりと自宅まで歩く。 凛「とってもとってもMIRACLE〜くるーりきっとねきっとねMIRACLE〜♪」
楽しさから自然と歌を歌う。
この歌は凛だけの曲、いわば「ソロ曲」だ。
凛(海未ちゃんが『凛のかわいさを書いた詩だから、凛のソロにしたい』って言ってくれたときは嬉しかったにゃ)
凛(真姫ちゃんも、凛の要望を聞き入れながら曲を作ってくれて)
凛(凛の大好きな曲!)
凛はこの曲が大好きで、嬉しい時や期待に胸が満ちている時などは、自然と口ずさむようになっていた。
今日は、花陽と街へ出かけ、かわいいスカートをプレゼントしてもらった「喜び」から、この曲を口ずさんでいる。
明日が待ち遠しい。きっと今日よりもかわいくなれる。
凛はそう期待を膨らませ、明日を楽しみにしていた。
凛「かわいくなりたいっ!それも〜〜♪」
ブロロロロロロロローーーーー ドガッッッッッ!!!!!
凛「きゃっ!!!!!」
何かが凛に当たる。
衝撃のせいで前に吹っ飛ばされる凛。
ブロロロロロロロロ!!!!
DQN1「ぎゃはははははははは!!男の子轢いちゃったぜ!!!!」
DQN2「へいへい!!きぃつけろよボクちゃん!!!!」
ブロロロロロロロロロ
凛を撥ねたバイクはそのまま走り去る。
凛「………いたた」
大した怪我ではなかったが、ひき逃げされたのは変わらない。
ちょっとやそっとで動けるような痛みではなく、座り込んで打ちつけた左腕を押さえる。
凛「………」
凛(男の子って、言われちゃったにゃ……)
傷も当然痛いのだが、「男の子」と言われたことに、凛はショックを受けてしまう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています