ルビィ「お話し、聞いてくれてありがとう」

花丸「う、うん……」

ルビィ「話してみてわかったの。トパーズさんもお父さんも、きっと一緒なのかなって」

花丸「どういう事?」

ルビィ「何を考えているのかわからなくて、不安で、怖いから避けてたお父さん……」

花丸「ん………」

ルビィ「でもこうしてちゃんとお話しすれば、顔が見えなくてもその人の気持ちがわかるんだって。優しさが伝わるって、わかったから…」

花丸「そう……」

ルビィ「ルビィはお姉ちゃんの事でお父さんとちゃんと向き合ってなかった。お話しをすればまた違っていたかもしれない」

花丸「うん……」

ルビィ「だから、今度からはちゃんをお話しをするようにする。そうして気持ちをちゃんとぶつけ合うの」

花丸「それはいい事だと思うよ」

ルビィ「それを気づかせてくれたのはトパーズさんだよ」

花丸「お役に立てたのなら、なにより」


梨子「はい、チー………」


ルビィ「ありがとう」 スッ


 チュッ