0419名無しで叶える物語(たこやき)
2018/07/12(木) 00:21:31.87ID:w3oYUzsTパビィルス「ルビィにスペシャルこうげきを使わせないでっ!」
今度は入り組んだホネ攻撃だ。
素早くジャンプし、素早く着地し、次々に迫るホネを回避する。あーもうつらい! しんどい!
パビィルス「ルビィはもうすぐ人気者……えへへ、えへへへ……」
パビィルス「ルビィがロイヤル・ガードの隊長になる日も……もしかしたら、近いのかも……」
ルビィは妄想にふけっているようだ。そんなに私を捕まえるのが嬉しいのね……?
クックック……ですが、私だってそう簡単に捕まってあげるわけにはいきません。なぜならこの聖天使ヨハネ様は、この国の王様に命を狙われているのですから。
どんなに無様であろうと……逃げて逃げて、逃げなくてはならないのです。
そして我が混沌の世界へと帰還するのよ!
次第にホネ攻撃は激しさを増す。
青くなった身体には未だ慣れず、被弾数がなかなか軽減できない……HPはすでに半分以下。あまりのんびりしていられない。
私が傷だらけになって苦戦してるあいだも、パビィルスは妄想をどんどん披露する。