0285名無しで叶える物語(たこやき)
2018/07/11(水) 01:14:57.11ID:oBef+g55善子「……」
壁に触れてみた。
ルビィ「ピギャァァアアア!!!!!」
案の定、パビィルスに電撃が落ちたらしい。ビクビクと痙攣しながら怒っている。
パビィルス「ちょっとお姉ちゃん! なにやったの!」
ええ、そっちにキレるの……
ダイヤズ「そのオーブ……人間が持たなきゃ意味がないんじゃありません?」
パビィルス「あ、ほんとだ」
ルビィ……あなたおバカすぎるわ……
ダイヤに言われて気づいたルビィは迷路を進み、私のもとまでやってきて。
パビィルス「はい、じゃあこれ持って!」
と、オーブを渡して戻っていった。
……地面に自分の足跡を残して。
善子「……雪だもんね。そりゃ足跡残るわよね」
パビィルス「はい、はじめ!」
結局私はその足跡をたどり、難なく迷路をクリアしたのだった。
パビィルス「わあ、わあ! すごい! ちょこざいな!」
パビィルス「でも次はそうはいかないよ! お姉ちゃんと一生懸命考えたからね!」
捨て台詞……なのかしら? そんな言葉を吐きながらパビィルスはその場を後にしたのだった。
次のパズルの調整かしら。