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……あ、いた。

広場に出ると、少し奥で例のスケルトン姉妹が会話していた。

パビィルス「もう! お姉ちゃんは怠けすぎだよ! 一晩中お昼寝して……」

ダイヤズ「いえ、ルビィ……それは普通に寝ていただけで」

パビィルス「またそうやって言い訳ばっかり! ……あ!」

あ、こっちに気づいた。

パビィルス「いらっしゃい! ここは通さないよ!」

どっちよ……

パビィルス「お姉ちゃんと一緒にパズルをしかけました。ふっふっふ……これはなかなかショッキング、だと思います!」

パビィルス「その名も『透明ビリビリ迷路』! なんとこの迷路の壁に触れた、このオーブから強力な電気が出るのです!」

と、自慢げにそのオーブを掲げてみせるルビィ。なるほどね。私の目には見えない透明な迷路ってわけ……

……あれ?そのオーブ、じゃあもしかして……